短信要約
1. 要点(3行)
- 海外飲料事業の躍進が業績を牽引: トルコ飲料事業の好調と2024年2月に買収したポーランドのヴォサナ社の連結寄与により、売上高2,371億円(前年比11.2%増)、営業利益47億円(同28.3%増)と大幅な増収増益を達成。
- 主力の国内飲料事業は利益崩壊: 自販機チャネルの販売数量減少やコスト増が響き、国内セグメント利益は9.8億円(前年比76.8%減)と極めて厳しい着地。海外の好調を国内の不振が相殺する構図が鮮明となった。
- 次期予想は「未定」かつ減配予想の衝撃: トルコの超インフレ会計(IAS第29号)の影響算出が困難として次期予想を非開示としたほか、配当予想を30円(前期40円)へ実質減配とする方針を示し、不透明感が強まった。
2. 直近の業績と進捗率
2025年1月期の連結業績は、売上高2,371億89百万円(前期比11.2%増)、営業利益47億89百万円(同28.3%増)、経常利益30億23百万円(同2.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益38億4百万円(同14.0%減)となりました。
- 進捗率と勢い: 通期実績としての着地であり、売上高・営業利益は海外事業の急成長により前年の勢いを上回りました。しかし、経常利益ベースではトルコの通貨安に伴う為替差損や正味貨幣持高に関する損失(8.5億円)などの営業外費用が重石となり、増益勢いが鈍化しました。最終利益については投資有価証券売却益51億円を計上したものの、法人税等の増加により減益での着地となっています。
3. セグメント別のモメンタム
- 海外飲料事業(勢い:極めて強い):
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-01 〜 2025-01
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-01 〜 2024-01 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2371.9億円 | +11.2% | 2133.7億円 |
| 営業利益 | 47.9億円 | +28.3% | 37.3億円 |
| 経常利益 | 30.2億円 | -2.9% | 31.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 38.0億円 | -14.0% | 44.2億円 |
| 包括利益 | 26.8億円 | -50.2% | 53.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 120.66円 | — | 140.77円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-01末 | 2024-01末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1852.5億円 | 1775.6億円 |
| 純資産 | 935.1億円 | 914.8億円 |
| 自己資本比率 | 49.6% | 50.4% |
| 自己資本 | 919.1億円 | 895.5億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,908.51円 | 2,843.99円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 4.2% | 5.1% |
| ROA(総資産経常利益率) | 1.7% | 1.8% |
| 売上高営業利益率 | 2.0% | 1.7% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 108.2億円 | 92.1億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -116.0億円 | -12.4億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -17.1億円 | -32.1億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 296.4億円 | 337.1億円 |
来期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 30円 | 15円 |
| 期末 | 30円 | 25円 |
配当性向:当期 33.2% / 前期 21.3%
純資産配当率:当期 1.4% / 前期 1.1%