ダイドーグループホールディングスは、国内飲料事業を核に、医薬品関連、食品、希少疾病用医薬品の4事業を展開する持株会社です。最大の収益源である国内飲料事業は、売上高の約90%を自販機経由が占めるという、他社に類を見ない「自販機特化型」のビジネスモデルを有しています。また、自社工場を持たない「ファブレス経営」を徹底しており、製品開発と自販機網のオペレーションに経営資源を集中させることで、資産効率を高める構造を構築しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-14 提出)収益性
営業利益率
1.7%
≧10%が優良
ROA
2.4%
≧5%が優良
ROE
-38.3%
≧10%が優良
ROIC
2.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-13.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-893.8%
≧10%が優良
3行解説
- 自販機チャネルに極端に依存した独自の販売構造を持ち、立地の確保と高効率なオペレーションが収益の源泉となっている。
- 原材料高騰と国内自販機市場の停滞に対し、国内事業の徹底した構造改革(減損処理と共同運営)と、成長著しいトルコ等の海外事業へのシフトを加速させている。
- 飲料メーカーの枠を超え、ニッチトップのゼリー事業や受託製造、さらに高付加価値な希少疾病用医薬品事業を「第二の柱」に育てる事業ポートフォリオの転換期にある。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-04 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -14.4億円 / 予想: 未開示
-130.1%
売上高
実績: 529.6億円 / 予想: 未開示
-0.4%
2Q
営業利益
実績: 13.8億円 / 予想: 18.0億円
-39.5%
売上高
実績: 1177.0億円 / 予想: 2434.0億円
+0.1%
3Q
営業利益
実績: 52.2億円 / 予想: 18.0億円
-18.3%
売上高
実績: 1849.5億円 / 予想: 2434.0億円
+2.7%
通期
営業利益
実績: 41.6億円 / 予想: 未開示
-13.1%
売上高
実績: 2412.4億円 / 予想: 未開示
+1.7%
3行解説
- 国内飲料事業における自販機関連資産の減損損失(約298億円)計上により、親会社株主に帰属する当期純損失が303億円の巨額赤字に着地した。
- 海外飲料事業(トルコ・ポーランド)が営業利益75億円(前年同期比48.5%増)と躍進し、医薬品関連事業も大幅増益となるなど、多角化戦略が結実しつつある。
- 次期(2027年1月期)は減価償却費の減少と構造改革効果により、営業利益105億円(152.2%増)とV字回復を見込む強気の見通し。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-04 | 2026年1月期 通期 | -13.1% | +1.7% | +13.6% | +7.5% | -3.3% |
| 2025-11-27 | 2026年1月期 第3四半期 | -18.3% | -1.6% | -1.5% | -1.6% | -6.7% |
| 2025-08-27 | 2026年1月期 第2四半期 | -39.5% | -0.2% | -4.5% | -6.8% | -14.8% |
| 2025-05-27 | 2026年1月期 第1四半期 | -130.1% | -0.3% | -6.4% | -8.3% | -9.3% |
| 2025-03-04 | 2025年1月期 通期 | +28.3% | -0.3% | -7.8% | -2.0% | -0.8% |
有価証券報告書
2026-04-14 有価証券報告書-第51期(2025/01/21-2026/01/20)
2025-04-16 有価証券報告書-第50期(2024/01/21-2025/01/20)