短信要約
1. 要点(3行)
- 国内飲料の苦戦を海外がカバーするも、本業利益は二桁減益: トルコやポーランドの連結貢献で売上高は前年同期比2.7%増の1,849億円と増収を確保したが、国内の原材料高と販売数量減が響き、営業利益は18.3%減の52億円に留まった。
- 最終利益が93.5%減と急落: 前年同期に計上された投資有価証券売却益(約51億円)の剥落に加え、トルコの超インフレ会計調整(約20億円のマイナス影響)が利益を大きく押し下げた。
- 通期赤字転落の見通しを据え置き: 国内飲料事業のセグメント損失転落や、トルコ事業における正味貨幣持高損失の拡大を織り込み、通期で30億円の純損失を見込む厳しい見通しを継続。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 1,849億円(前年同期比 +2.7%)
- 営業利益: 52億円(同 △18.3%)
- 経常利益: 31億円(同 △38.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 4.6億円(同 △93.5%)
通期計画に対する進捗率(営業利益ベース): 通期計画18億円に対し、第3四半期時点で52億円(進捗率289.9%)に達していますが、これはポジティブな乖離ではなく、第4四半期(Q4)に大幅な赤字発生を見込んでいるためです。前年同期のQ3進捗率は133.3%(実績63億円/通期47億円)でしたが、今期はQ4に構造改革費用やインフレ会計の影響が集中する計画となっており、予断を許さない状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内飲料事業(減速・赤字化): 売上高1,102億円(△2.6%)、セグメント損益は12億円の赤字(前年同期は18億円の黒字)。価格改定による数量減と原材料・エネルギー価格の高騰を吸収できず、主力セグメントが赤字に転落した点はネガティブです。
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今期累計実績
2025-01 〜 2025-10
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-10 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1849.5億円 | +2.7% | 1801.7億円 |
| 営業利益 | 52.2億円 | -18.3% | 63.8億円 |
| 経常利益 | 31.1億円 | -38.8% | 50.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 4.7億円 | -93.5% | 72.3億円 |
| 包括利益 | 17.9億円 | -56.1% | 40.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 14.8円 | — | 229.27円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-10末 | 2025-01末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1926.7億円 | 1852.5億円 |
| 純資産 | 942.6億円 | 935.1億円 |
| 自己資本比率 | 48.2% | 49.6% |
| 自己資本 | 929.5億円 | 919.1億円 |
通期予想
2025-01 〜 2026-01
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2434.0億円 | +2.6% |
| 営業利益 | 18.0億円 | -62.4% |
| 経常利益 | -4.0億円 | — |
| 当期純利益 | -30.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -94.84円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 15円 | 15円 |
| 期末 | 25円 | 15円 予想 |
| 年間合計 | 40円 | 30円 予想 |