株式会社SANKO MARKETING FOODSは、首都圏を中心に「アカマル屋」「焼肉万里」「金の蔵」などの飲食店を展開する外食企業です。近年は、自社で漁船(辨天丸)を保有し、豊洲市場の大卸(綜合食品株式会社)や仲卸を子会社化することで、漁獲から加工・物流・販売までを一貫して手掛ける「水産の6次産業化」を推進しています。競合他社が仕入れ価格の高騰に苦しむ中、産地直送のサプライチェーン構築による原価抑制と差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-24 提出)収益性
営業利益率
-6.9%
≧10%が優良
ROA
-27.7%
≧5%が優良
ROE
-252.2%
≧10%が優良
ROIC
-57.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 7期連続の営業損失に加え、営業キャッシュ・フローが5.85億円の赤字となっており、「継続企業の前提に関する注記」が記載される極めて厳しい財務状況。
- 従来の「総合型居酒屋」から脱却し、売上の5割超を占める水産事業を核とした「産地活性化プラットフォーマー」への構造改革を急いでいる。
- 自己資本比率13.0%、ROEはマイナス255.3%と危機的な水準にあり、断続的な新株予約権の行使や第三者割当増資による延命と資金繰りの確保が続いている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第2四半期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.7億円 / 予想: 0.2億円
+0.0%
売上高
実績: 24.4億円 / 予想: 111.6億円
+3.6%
2Q
営業利益
実績: -3.3億円 / 予想: 0.2億円
+3.5%
売上高
実績: 49.9億円 / 予想: 111.6億円
+7.6%
3行解説
- 水産6次産業化への構造転換で増収: 売上高は前年同期比7.6%増の49.8億円。大卸(綜合食品)や自社船団「SANKO船団」による調達力の強化が寄与し、水産事業が売上の5割超を占めるまでに成長。
- 営業赤字は継続も、損失幅は縮小: 営業損失は3.3億円(前年同期は3.4億円の損失)。飲食部門の安定黒字化と、ベトナム事業の受取精算金(34百万円)等の営業外収益により、経常損失も前年同期から改善。
- 資本増強による財務基盤の立て直し: 新株予約権の行使や第三者割当増資により約4億円の資金を調達。自己資本比率は13.0%から15.5%へ上昇し、債務超過リスクを回避しつつ投資余力を確保。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年6月期 第2四半期 | +3.5% | +1.6% | +1.9% | +5.0% | — |
| 2025-11-14 | 2026年6月期 第1四半期 | 0.0% | +5.6% | +1.5% | -0.5% | -9.4% |
| 2025-08-14 | 2025年6月期 通期 | +2.5% | -1.0% | +1.3% | -1.4% | -2.4% |
| 2025-05-15 | 2025年6月期 第3四半期 | +1.6% | +0.9% | +1.7% | +1.6% | -3.2% |
| 2025-02-13 | 2025年6月期 第2四半期 | -12.0% | +0.8% | -0.0% | -4.4% | -0.8% |
有価証券報告書
2025-09-24 有価証券報告書-第49期(2024/07/01-2025/06/30)