大黒天物産株式会社は、岡山県を拠点に関西、中国、四国、九州、北陸、中部、東海地区でディスカウントスーパーマーケット(「ディオ」「ラ・ムー」)を展開する小売企業です。
- 事業内容: 食品を中心とした小売事業を主力とし、自社工場(PC:加工センター)での製造から物流までを垂直統合した「製造小売業」の形態を強みとしています。
- 主要製品・サービス: 生鮮食品、一般食品、惣菜、日用雑貨。特に「D-PRIDE(ディープライド)」等の自社開発商品による「ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)」を基本コンセプトとしています。
- 主要顧客: 一般消費者。
- 競合環境: 地域の有力スーパーや大手ディスカウントストアとの価格競争に加え、ドラッグストアとの食品シェア争奪戦が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-19 提出)収益性
営業利益率
3.3%
≧10%が優良
ROA
8.9%
≧5%が優良
ROE
11.6%
≧10%が優良
ROIC
8.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
4.9%
≧10%が優良
EPS成長率
7.4%
≧10%が優良
3行解説
- 新規19店舗の出店により売上高は2,929億円(前期比8.5%増)、純利益は67億円(同7.4%増)と増収増益を達成、ROE 11.7%と高い収益性を維持。
- 積極的な高速多店舗化戦略により投資キャッシュ・フローが167億円の赤字となり、資金需要を短期借入金(70億円増)などで補填している。
- 株主還元は前期比6円増配の39円(配当性向8.4%)に加え、約8億円の自社株買いを実施するなど強化の兆しが見えるが、内部保留を優先する姿勢が継続。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-10 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 16.7億円 / 予想: 103.0億円
-36.7%
売上高
実績: 789.5億円 / 予想: 3129.0億円
+8.7%
2Q
営業利益
実績: 29.1億円 / 予想: 67.0億円
-37.6%
売上高
実績: 1561.9億円 / 予想: 3199.0億円
+9.9%
3Q
営業利益
実績: 42.6億円 / 予想: 67.0億円
-41.2%
売上高
実績: 2362.1億円 / 予想: 3199.0億円
+9.8%
3行解説
- 売上高は前年同期比9.8%増の2,362億円と伸長した一方、営業利益は41.2%減の42億6千万円となり、大幅な減益決算となった。
- 積極的な新規出店(18店舗)により増収を確保したが、建築コストの上昇や人件費・物流費などの販管費増加が利益を大きく圧迫した。
- 利益面の進捗は通期計画に対してやや低位に留まるものの、通期業績予想および配当予想(年35円)は据え置かれている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年5月期 第3四半期 | -41.2% | -0.8% | -4.1% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年5月期 第2四半期 | -37.6% | -2.9% | -5.1% | -5.9% | -14.3% |
| 2025-10-14 | 2026年5月期 第1四半期 | -36.7% | +1.4% | -3.5% | -14.8% | -23.5% |
| 2025-07-10 | 2025年5月期 通期 | +4.9% | -0.9% | +1.0% | +7.4% | -1.3% |
| 2025-04-11 | 2025年5月期 第3四半期 | +9.3% | +1.4% | +5.3% | +4.0% | -8.7% |
| 2025-01-14 | 2025年5月期 第2四半期 | +17.9% | -2.6% | -2.3% | -10.4% | -21.1% |
有価証券報告書
2025-08-19 有価証券報告書-第39期(2024/06/01-2025/05/31)