短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益の着地:国内の主力製品(カレー、ラー油)は堅調に推移し売上高は3.4%増となったが、原材料・エネルギー価格の高騰による原価率上昇が響き、営業利益は16.1%減となった。
- 報告セグメントの変更:意思決定の迅速化を目的に「国内事業」と「海外事業」へ分離。海外事業の営業利益率が24.1%と国内(6.4%)を大きく上回る収益構造が可視化された。
- コスト増への対応:販促費や広告宣伝費を積極投入(前年同期比約1億円増)しシェア維持を図る一方、利益面ではコスト増を吸収しきれず、通期計画に対する利益進捗にやや重さが残る。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期(2025年4月〜6月)の連結業績は以下の通り。
- 売上高: 320億88百万円(前年同期比 +3.4%)
- 営業利益: 26億36百万円(同 △16.1%)
- 経常利益: 28億4百万円(同 △18.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 19億41百万円(同 △21.3%)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化:
- 売上高進捗率: 25.3%(通期予想1,270億円に対し)
- 営業利益進捗率: 27.5%(通期予想96億円に対し) 前年同期の営業利益進捗率は通期実績に対して約33%(前年Q1実績31億円/通期実績約94億円)と非常に高かったため、前年比で見ると利益の勢いは鈍化している。ただし、例年Q1の利益は高く出る傾向があり、現時点では計画比で概ね想定内の推移と言える。
3. セグメント別のモメンタム
今期より報告セグメントを再編。
- 国内事業(勢い:維持): 売上高288億34百万円(前年同期比 +3.8%)。主力ブランド「ゴールデンカレー」「とろけるカレー」が伸長し、ラー油関連製品も好調。しかし、原材料価格の上昇や販売活動費の増加により、セグメント利益は18億52百万円(同 △15.7%)と苦戦。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 320.9億円 | +3.4% | 310.4億円 |
| 営業利益 | 26.4億円 | -16.1% | 31.4億円 |
| 経常利益 | 28.0億円 | -18.9% | 34.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 19.4億円 | -21.3% | 24.6億円 |
| 包括利益 | 24.1億円 | -19.0% | 29.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 80.32円 | — | 101.99円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1467.4億円 | 1370.9億円 |
| 純資産 | 847.0億円 | 802.7億円 |
| 自己資本比率 | 57.7% | 58.5% |
| 自己資本 | 847.0億円 | 802.7億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1270.0億円 | +2.8% |
| 営業利益 | 96.0億円 | +1.7% |
| 経常利益 | 98.0億円 | +1.5% |
| 当期純利益 | 76.0億円 | +0.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 314.47円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 37円 | 24円 予想 |
| 期末 | 43円 | 24円 予想 |
| 年間合計 | 80円 | 48円 予想 |