ハウス食品グループ本社 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 国内主力事業の盤石化と利益成長: 国内の香辛料・調味加工食品事業が価格改定とコスト削減によりセグメント利益+18.3%と増益を牽引し、売上高・営業利益ともに過去最高を更新。
  • 米国事業の苦戦による減損計上: 連結純利益は前年比28.9%減の125億円。米国子会社キーストーン社等ののれん減損(55億円)や、前期の退職給付制度改定益の反動が重石となった。
  • グローバル展開と還元姿勢の強化: インドネシアでの生産子会社設立(ハラル市場攻略)や、60億円規模の自己株式取得、配当増額(年48円)など、攻めの投資と株主還元を並行。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 3,154億1,800万円(前年同期比 +5.3%)
  • 営業利益: 200億400万円(同 +2.7%)
  • 経常利益: 213億8,800万円(同 +1.4%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 124億9,300万円(同 △28.9%)

【進捗率と勢いの変化】 通期計画に対する進捗率は、売上高100.1%、営業利益100.0%と、修正後の計画をほぼ完璧に射貫きました。前年同期と比較すると、原材料高を価格転嫁で克服した国内事業の「稼ぐ力」が向上しており、営業利益ベースでは増益基調を維持しています。純利益の大幅減は一過性の減損処理によるもので、本業のモメンタムは堅調です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 香辛料・調味加工食品事業(勢い:強): 利益128億円(+18.3%)。ルウカレーやレトルトが堅調。二度の価格改定を経て販売数量が回復傾向にあり、原材料高を吸収する理想的な展開。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 3154.2億円 +5.3% 2996.0億円
営業利益 200.0億円 +2.7% 194.7億円
経常利益 213.9億円 +1.4% 210.8億円
当期純利益(親会社帰属) 124.9億円 -28.9% 175.8億円
包括利益 152.9億円 -46.0% 283.2億円
1株当たり当期純利益 131.86円 180.53円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 4350.7億円 4318.4億円
純資産 3228.8億円 3216.1億円
自己資本比率 67.3% 67.7%
自己資本 2928.2億円 2922.1億円
1株当たり純資産 3,113.86円 3,016.19円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 4.3% 6.2%
ROA(総資産経常利益率) 4.9% 5.1%
売上高営業利益率 6.3% 6.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 265.7億円 255.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -122.8億円 -23.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -90.6億円 -73.8億円
期末現金及び現金同等物残高 883.6億円 801.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 3330.0億円 +5.6%
営業利益 215.0億円 +7.5%
経常利益 224.0億円 +4.7%
当期純利益 130.0億円 +4.1%
1株当たり当期純利益 137.98円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 23円 24円
期末 24円 24円
配当性向:当期 36.4% / 前期 26.0% 純資産配当率:当期 1.6% / 前期 1.6%