株式会社ダイショーは、焼肉のたれ、鍋スープなどの液体調味料、および「味・塩こしょう」に代表される粉体調味料を主力とする食品メーカーです。家庭用(小売用)製品に加え、惣菜・外食向けの業務用製品も展開しています。
- 主要製品: 鍋スープ(「名店監修」シリーズ等)、焼肉のたれ(「秘伝 焼肉のたれ」等)、味・塩こしょう、ドレッシング。
- 主要顧客: スーパーマーケット、量販店、卸売業者(国分、伊藤忠商事等)。
- 競合環境: エバラ食品工業やモランボンなどの大手・中堅メーカーと激しいシェア争いにありますが、鍋スープ市場での高いブランド力と、顧客ニーズを先取りした多品種展開に強みを持ちます。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
2.5%
≧10%が優良
ROA
3.7%
≧5%が優良
ROE
4.7%
≧10%が優良
ROIC
3.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-26.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-23.5%
≧10%が優良
3行解説
- 増収減益の着地: 売上高は262.4億円(前年比3.5%増)と過去最高を更新したが、原材料費や物流費、労務費の高騰により経常利益は6.7億円(同25.3%減)に留まった。
- 大型投資による勝負: 関東工場の拡張に総額50億円(当期30.2億円の建設仮勘定を計上)を投じ、鍋スープ等の生産能力を11,000t/年引き上げる成長戦略を推進中。
- 収益性の課題: 自己資本比率は52.4%と健全だが、ROEは4.7%と低迷しており、高PER(29.8倍)を正当化する利益成長の回復が急務。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.4億円 / 予想: 6.0億円
—
売上高
実績: 56.0億円 / 予想: 275.0億円
+0.8%
2Q
営業利益
実績: 2.3億円 / 予想: 6.0億円
-41.7%
売上高
実績: 124.0億円 / 予想: 275.0億円
+2.1%
3Q
営業利益
実績: 13.2億円 / 予想: 6.0億円
+1.0%
売上高
実績: 216.3億円 / 予想: 275.0億円
+3.8%
通期
営業利益
実績: 6.8億円 / 予想: 未開示
+3.7%
売上高
実績: 274.9億円 / 予想: 未開示
+4.8%
3行解説
- 原材料高や物流費上昇の逆風下、人気YouTuber監修の鍋スープや焼肉のたれ等の小売用製品が堅調に推移し、売上高・営業利益ともに前期比で増収増益を達成。
- 創業60周年記念配当(3円)の実施により、当期の年間配当は前期比3円増の21円へと増配。次期も普通配当20円を予定するなど、積極的な株主還元姿勢が鮮明。
- 次世代を見据えた生産設備等の大型投資を実行したことで、投資キャッシュ・フローが大幅に赤字化し、有利子負債の増加により自己資本比率は49.4%へ低下。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年3月期 通期 | +3.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-02 | 2026年3月期 第3四半期 | +1.0% | +0.6% | -5.7% | -1.2% | -2.4% |
| 2025-11-04 | 2026年3月期 第2四半期 | -41.7% | +0.4% | +0.2% | -2.1% | -3.9% |
| 2025-08-04 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +0.7% | -4.3% | -2.8% | -6.6% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | -26.3% | -1.5% | -1.8% | -3.5% | -4.9% |
| 2025-02-03 | 2025年3月期 第3四半期 | +1.6% | +2.4% | +1.9% | +3.2% | +10.4% |
有価証券報告書
2025-06-30 有価証券報告書-第59期(2024/04/01-2025/03/31)