Synspective 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅な増収と赤字拡大の併走: 2024年12月期の売上高は前年比67.1%増の23.1億円と急成長したが、衛星製造・打上げに伴う先行投資が嵩み、営業損失は30.7億円(前期は17.9億円の損失)へ拡大。
  • 上場による財務基盤の劇的強化: 2024年12月の東証グロース市場への上場および公募増資により、期末の現金及び預金は142.3億円(前期比97.7億円増)へ急増し、当面の成長資金を確保。
  • 2025年度は「補助金含めた総収入」が飛躍の鍵: 次期予想では売上高こそ横ばい(23.2億円)だが、政府補助金等を含む「総収入」は61.1億円(前年比143.7%増)と急拡大を見込む極めて強気な計画。

2. 直近の業績と進捗率

2024年12月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 23.16億円(前年同期比 67.1%増)
  • 総収入(Non-GAAP): 25.08億円(同 81.0%増)
  • 営業利益: △30.70億円(前期は△17.95億円)
  • 経常利益: △35.94億円(前期は△19.51億円)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △35.92億円(前期は△15.20億円)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する着地ですが、売上高は前年の13.8億円から約1.7倍に伸長しており、トップラインの成長スピードは加速しています。一方で、観測衛星の稼働に伴う減価償却費が10.9億円(前期比約9.5倍)に急増したことが利益面を圧迫しており、「先行投資型の赤字拡大」という成長ステージ特有の局面が鮮明になっています。

3. セグメント別のモメンタム

同社は「衛星データ事業」の単一セグメントですが、内訳として以下のモメンタムが見られます。

  • 官公庁・防衛需要(強い勢い): JAXAの「宇宙戦略基金」における商業衛星コンステレーション構築加速化への採択や、防衛省向け小型SAR衛星の納入など、国策支援を追い風に官公庁向けが強力な牽引役となっています。

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進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 23.2億円 +67.1% 13.9億円
営業利益 -30.7億円 -17.9億円
経常利益 -35.9億円 -19.5億円
当期純利益(親会社帰属) -35.9億円 -15.2億円
包括利益 -35.9億円 -15.2億円
1株当たり当期純利益 -42.78円 -20.6円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 281.9億円 113.1億円
純資産 198.7億円 78.7億円
自己資本比率 68.9% 69.5%
自己資本 194.3億円 78.7億円
1株当たり純資産 179.54円 -193.87円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -26.3% -19.1%
ROA(総資産経常利益率) -18.2% -18.4%
売上高営業利益率 -132.5% -129.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -18.0億円 -22.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -74.6億円 -36.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 190.3億円 37.2億円
期末現金及び現金同等物残高 142.4億円 44.7億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 23.2億円 +0.2%
営業利益 -45.2億円
経常利益 -14.7億円
当期純利益 -14.8億円
1株当たり当期純利益 -12.99円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 0円 0円
配当性向:当期 — / 前期 — 純資産配当率:当期 — / 前期 —