短信要約
1. 要点(3行)
- 記録的な原材料高が直撃: 主原料の海苔の仕入価格が暴騰し、売上高は微増(1.3%増)を維持したものの、営業損益以下すべての段階利益で赤字に転落した。
- 財務体質の急変と資金需要: 原料確保のための棚卸資産が44.7億円急増し、営業CFは50.1億円の巨額赤字。不足資金を短期借入金で補填した結果、自己資本比率は74.2%から48.9%へ急低下した。
- 次期回復への期待と配当方針: 2026年9月期は更なる価格改定と生産効率化で黒字浮上を見込むが、足元の業績悪化を受け年間配当は15円から10円へ減配となった。
2. 直近の業績と進捗率
2025年9月期の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 165.11億円(前期比1.3%増)
- 営業利益: △0.66億円(前期は2.69億円の黒字)
- 経常利益: △0.98億円(前期は2.73億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: △0.73億円(前期は1.79億円の黒字)
進捗と勢い: 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%ですが、前期の黒字から一転して赤字着地となりました。売上高は家庭用が価格改定により伸長したものの、原材料費の増加が利益を完全に食いつぶしており、利益面での勢いは著しく減速しています。
3. セグメント別のモメンタム
報告セグメントは「食品製造販売事業」の単一ですが、品目別では明暗が分かれています。
- 家庭用海苔(勢い:あり): 売上高62.00億円(前期比5.9%増)。価格改定が寄与し、唯一明確な増収を確保。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-10 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-10 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 165.1億円 | +26.3% | 163.1億円 |
| 営業利益 | -66,000,000円 | — | 2.7億円 |
| 経常利益 | -98,000,000円 | — | 2.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -73,000,000円 | — | 1.8億円 |
| 包括利益 | -35,000,000円 | — | 2.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -14.76円 | — | 35.82円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2024-09末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 235.6億円 | 157.1億円 |
| 純資産 | 115.3億円 | 116.6億円 |
| 自己資本比率 | 48.9% | 74.2% |
| 自己資本 | 115.3億円 | 116.6億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,314.58円 | 2,330.84円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | -0.6% | 1.6% |
| ROA(総資産経常利益率) | -0.5% | 1.8% |
| 売上高営業利益率 | -0.4% | 1.7% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | -50.1億円 | -17.0億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -18.7億円 | -2.6億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 71.7億円 | 10.4億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 13.8億円 | 10.9億円 |
来期予想
2025-10 〜 2026-09
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 180.0億円 | +9.0% |
| 営業利益 | 3.7億円 | — |
| 経常利益 | 3.2億円 | — |
| 当期純利益 | 2.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 39.35円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 15円 | 10円 |
配当性向:当期 -67.8% / 前期 41.9%
純資産配当率:当期 0.4% / 前期 0.6%