わらべや日洋ホールディングス株式会社は、セブン-イレブン・ジャパンを最大かつ主要な顧客とする中食業界の最大手企業です。主力の「食品関連事業」では、弁当、おにぎり、調理パン、麺類などの製造・販売を行っており、国内シェアにおいて圧倒的な地位を確立しています。このほか、食品材料の仕入・販売を行う「食材関連事業」、および配送を担う「物流関連事業」を展開し、製造から物流までの一貫したサプライチェーンを構築しています。競合環境としては、コンビニ他社向けベンダーに加え、ドラッグストアやスーパーの惣菜部門との競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-23 提出)収益性
営業利益率
2.0%
≧10%が優良
ROA
4.1%
≧5%が優良
ROE
4.7%
≧10%が優良
ROIC
3.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-29.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-37.3%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は国内外の新工場寄与で2,224億円(前期比7.5%増)と伸長したが、営業利益は入間工場の初期赤字や工場再編費用が響き45億円(同29.2%減)の減益となった。
- 特定顧客(セブン-イレブン・ジャパン)への売上依存度が75.1%(1,670億円)と極めて高く、同社の戦略変更が業績に直結する構造が続いている。
- 米国での新工場建設や国内での事業譲受など積極的な投資フェーズにあり、ROEは4.9%へ低下したが、中期計画でのROE10%以上の回復を目指している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 22.5億円 / 予想: 60.0億円
+1.3%
売上高
実績: 575.0億円 / 予想: 2315.0億円
+5.1%
2Q
営業利益
実績: 52.9億円 / 予想: 73.0億円
+24.3%
売上高
実績: 1196.3億円 / 予想: 2345.0億円
+5.3%
3Q
営業利益
実績: 75.8億円 / 予想: 73.0億円
+41.6%
売上高
実績: 1777.3億円 / 予想: 2345.0億円
+5.0%
通期
営業利益
実績: 74.4億円 / 予想: 未開示
+64.8%
売上高
実績: 2338.3億円 / 予想: 未開示
+5.1%
3行解説
- 商品規格の見直しや価格改定が奏功し、営業利益が前年同期比64.8%増の74億4,100万円と大幅な増益を達成。
- 札幌工場の火災による特別損失(5億6,600万円)を計上したものの、本業の好調により親会社株主に帰属する当期純利益は同99.3%増とほぼ倍増。
- 次期(2027年2月期)は売上高2,410億円、営業利益77億円と増収増益を継続する見通しだが、税金費用の正常化により純利益は10.1%減を予想。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-08 | 2026年2月期 通期 | +64.8% | -3.5% | -14.4% | — | — |
| 2026-01-08 | 2026年2月期 第3四半期 | +41.6% | +0.0% | -6.8% | +2.9% | -6.7% |
| 2025-10-07 | 2026年2月期 第2四半期 | +24.3% | +1.9% | +13.9% | +2.3% | +7.2% |
| 2025-07-08 | 2026年2月期 第1四半期 | +1.3% | -0.0% | +13.0% | +6.7% | +2.2% |
| 2025-04-10 | 2025年2月期 通期 | -29.2% | -3.7% | +9.7% | -6.2% | -6.0% |
| 2025-01-09 | 2025年2月期 第3四半期 | -2.1% | +1.1% | +5.3% | +7.1% | +4.2% |
有価証券報告書
2025-05-23 有価証券報告書-第61期(2024/03/01-2025/02/28)