短信要約
1. 要点(3行)
- 売上高は微増も、利益面で大幅悪化: 売上高は前年同期比2.3%増の488.6億円と堅調でしたが、原材料・物流費・人件費等のコスト増を吸収できず、営業損益は4.1億円の赤字(前年同期は5.4億円の黒字)に転落しました。
- 海外食品事業の急減速: 米国の通商政策や中国経済の不振、各国のインフレによる節約志向から売上・利益ともに減少。特にタイ工場の生産効率悪化が利益を強く圧迫しています。
- 第3四半期への依存度がさらに上昇: 冬季のおでん・おせち料理需要(Q3)に収益が偏重する季節性があるものの、中間期の赤字幅拡大により、通期目標達成に向けた下期の挽回ハードルが非常に高まっています。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 488.6億円(前年同期比 2.3%増)
- 営業損益: △4.1億円(前年同期は5.4億円の黒字)
- 経常損益: △8.3億円(前年同期は4.4億円の黒字)
- 中間純損益: △10.5億円(前年同期は0.5億円の赤字)
通期計画に対する進捗率: 売上高の進捗率は42.3%(通期予想1,156.2億円に対し)となっており、前年同期の進捗率(約43.8%)をわずかに下回っています。利益面は通期計画(営業利益50.2億円)に対し現時点で赤字のため、進捗は大幅に遅れています。同社は例年、Q3(10-12月期)に年間営業利益の約6割〜8割を稼ぎ出す構造ですが、今期の中間赤字は前年より約9.5億円悪化しており、勢いは弱含んでいます。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内食品事業(減速): 売上高329.7億円(前年同期比2.5%増)と増収ながら、セグメント損失は12.1億円(前年同期は2.8億円の損失)へ拡大。小売・商事部門ともに売上は伸長していますが、冷凍すり身等の原材料高騰、運送費、広告宣伝費の増加が直撃しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 488.6億円 | +2.3% | 477.6億円 |
| 営業利益 | -4.1億円 | — | 5.5億円 |
| 経常利益 | -8.3億円 | — | 4.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -10.5億円 | — | -55,000,000円 |
| 包括利益 | -13.4億円 | — | 3.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -46.14円 | — | -2.45円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 741.0億円 | 724.1億円 |
| 純資産 | 194.3億円 | 212.7億円 |
| 自己資本比率 | 25.5% | 28.7% |
| 自己資本 | 189.1億円 | 207.5億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1156.3億円 | +6.2% |
| 営業利益 | 50.2億円 | +11.2% |
| 経常利益 | 44.5億円 | +6.2% |
| 当期純利益 | 30.0億円 | +15.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 131.41円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 20円 | 23.5円 予想 |
| 年間合計 | 20円 | 23.5円 予想 |