グンゼ株式会社は、1896年創業の老舗企業であり、現在は「機能ソリューション(プラスチックフィルム等)」「メディカル(生体吸収性材料等)」「アパレル(インナーウエア等)」「ライフクリエイト(不動産、スポーツクラブ)」の4事業を展開しています。 主要製品は、食品包装用シュリンクフィルム、電子部品用プラスチック、人工皮膚や癒着防止材などの医療機器、および「快適工房」ブランドを中心とした肌着です。競合環境としては、アパレル分野でユニクロ等の台頭による激しい競争に晒される一方、機能性フィルムやメディカル材料といった高付加価値なニッチ市場で強みを発揮しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
5.8%
≧10%が優良
ROA
4.9%
≧5%が優良
ROE
5.2%
≧10%が優良
ROIC
4.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
16.9%
≧10%が優良
EPS成長率
26.0%
≧10%が優良
3行解説
- 機能ソリューションとメディカル事業が業績を牽引し、増収増益(売上高1,371億円、営業利益79億円)を達成した。
- アパレル事業は円安とコスト増で利益が半減(48.6%減)しており、構造改革が喫緊の課題となっている。
- ROE 8%超を目指し、配当性向100%超を含む極めて積極的な株主還元方針(VISION 2030 stage2)を打ち出した。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 14:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 18.1億円 / 予想: 85.0億円
-13.3%
売上高
実績: 322.4億円 / 予想: 1400.0億円
-3.4%
2Q
営業利益
実績: 31.9億円 / 予想: 85.0億円
-10.7%
売上高
実績: 652.7億円 / 予想: 1400.0億円
-3.1%
3Q
営業利益
実績: 56.4億円 / 予想: 64.0億円
-11.5%
売上高
実績: 998.4億円 / 予想: 1330.0億円
-3.0%
通期
営業利益
実績: 48.8億円 / 予想: 未開示
-38.4%
売上高
実績: 1309.2億円 / 予想: 未開示
-4.5%
3行解説
- 2026年3月期は、アパレル事業の構造改革費用や電子部品事業の終息により、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比91.9%減の5.09億円と大幅な減益で着地。
- 主力の機能ソリューション事業で電子部品から撤退した一方、アパレル事業では19億円の棚卸資産評価損を計上し、13.34億円の営業損失に転落。
- 2027年3月期は、構造改革の進展と一過性費用の消失により、営業利益88億円(前期比80.3%増)、純利益52億円(同921.6%増)と急回復を見込む。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | -38.4% | — | — | — | — |
| 2026-02-05 | 2026年3月期 第3四半期 | -11.5% | +0.4% | -6.1% | -1.7% | -15.5% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | -10.7% | -0.2% | +1.5% | +6.4% | +9.3% |
| 2025-08-06 | 2026年3月期 第1四半期 | -13.3% | +1.7% | -7.3% | -7.7% | -14.3% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +16.9% | +19.4% | +17.3% | +35.3% | +37.8% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | +3.4% | +2.1% | +1.2% | +1.6% | -37.3% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第129期(2024/04/01-2025/03/31)