短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な下方修正: 通期計画の営業利益を24.7%下方修正し、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比70.2%減の13.2億円と大幅な減益に着地。
- 主要3事業が苦戦: メディカルの中国市場での国産優先政策、機能ソリューションの海外市場低迷、アパレルの暖冬による季節商品不振が重なり、足元の業績は「逆風」が強い。
- 構造改革の過渡期: アパレル事業の構造改革費用(特別損失32.4億円)が利益を圧迫しており、中期経営計画の「創りかえる3年間」の痛みが鮮明に出ている。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期(累計)の連結業績は、売上高998.4億円(前年同期比3.0%減)、営業利益56.4億円(同11.5%減)、経常利益56.3億円(同13.4%減)となりました。
- 通期計画に対する進捗率: 修正後の通期営業利益予想(64億円)に対しては**88.1%と一見高く見えますが、当初予想(85億円)に対しては66.3%**に留まっており、前年同期の進捗(当初予想比で約80%超)と比較しても勢いの減速は明らかです。
- 純利益の急落: 第1四半期に計上したアパレル事業の事業構造改善費用などが響き、四半期純利益は13.2億円(前年同期は44.4億円)と大きく沈んでいます。
3. セグメント別のモメンタム
- 機能ソリューション(減速): 売上高361.1億円(6.5%減)。プラスチックフィルムの海外市場での価格競争激化や、半導体市場の回復遅れによるエンジニアリングプラスチックスの在庫調整が響いています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 998.4億円 | -3.0% | 1029.2億円 |
| 営業利益 | 56.4億円 | -11.5% | 63.8億円 |
| 経常利益 | 56.4億円 | -13.4% | 65.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 13.2億円 | -70.2% | 44.4億円 |
| 包括利益 | 9.8億円 | -75.1% | 39.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 40.86円 | — | 133.48円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 40.78円 | — | 133.17円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1617.3億円 | 1596.8億円 |
| 純資産 | 1133.3億円 | 1209.8億円 |
| 自己資本比率 | 68.9% | 74.6% |
| 自己資本 | 1114.3億円 | 1190.7億円 |
| 1株当たり純資産 | 3,482.98円 | 3,667.2円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1330.0億円 | -3.0% |
| 営業利益 | 64.0億円 | -19.2% |
| 経常利益 | 63.0億円 | -23.0% |
| 当期純利益 | 16.0億円 | -74.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 49.51円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 390円 | 216円 予想 |
| 年間合計 | 390円 | 216円 予想 |