株式会社三洋堂ホールディングスは、東海地方を中心に「三洋堂書店」を展開する小売チェーンです。書籍(新刊・古本)を核としつつ、トレーディングカード、中古ホビー(駿河屋提携)、文具、レンタル、フィットネス、ビュッフェ事業など多角化を進めた「スマート・ブックバラエティストア」への業態転換を進めております。主要仕入先は株式会社トーハン(総仕入高の58.5%)であり、資本業務提携関係にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
0.7%
≧10%が優良
ROA
1.0%
≧5%が優良
ROE
6.5%
≧10%が優良
ROIC
2.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-4.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
46.6%
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 収益構造の転換: 書籍やレンタルの市場縮小を、成長分野であるトレカ(前年比10.7%増)や中古ホビー(同26.7%増)の拡大で補い、純損益の黒字化(1.77億円)を達成。
- コスト削減の断行: 閉店や運営体制の見直しにより人件費を8,300万円削減し、顔認証による「スマート無人営業」の導入(14店舗)など生産性向上を推進。
- 投資優先の還元姿勢: 将来の成長投資と財務基盤強化を優先し、当期および次期の配当は無配を継続。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 12:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.6億円 / 予想: 0.3億円
-18.8%
売上高
実績: 38.5億円 / 予想: 165.0億円
-2.8%
2Q
営業利益
実績: -0.7億円 / 予想: 0.3億円
-195.5%
売上高
実績: 79.1億円 / 予想: 165.0億円
-0.3%
3Q
営業利益
実績: 1.1億円 / 予想: 1.5億円
+221.2%
売上高
実績: 125.3億円 / 予想: 170.0億円
+2.2%
通期
営業利益
実績: 2.7億円 / 予想: 未開示
+117.9%
売上高
実績: 172.5億円 / 予想: 未開示
+3.9%
3行解説
- 主力事業の構造転換が奏功し大幅増益: トレーディングカードや「駿河屋」等のリユース商材が牽引し、営業利益は前年比117.2%増の2.68億円と急回復を遂げました。
- 次期からの復配を公表: 業績の回復基調を受け、2027年3月期より1株当たり1円の配当実施を計画。無配からの脱却は大きな転換点となります。
- 「スマート無人営業」の拡大による効率化: 既存店の減収を無人営業(32店舗導入済)による生産性向上と新分野の成長で補う、ハイブリッド型経営が本格化しています。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | +117.9% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +221.2% | +0.0% | +1.0% | +7.3% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | -195.5% | +0.4% | +2.2% | -2.1% | -6.4% |
| 2025-08-12 | 2026年3月期 第1四半期 | -18.8% | -0.7% | -2.6% | -3.9% | -4.2% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +46.4% | +0.4% | +0.6% | -2.4% | -2.7% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | — | +1.6% | +4.0% | +3.0% | +9.4% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第48期(2024/04/01-2025/03/31)