短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な営業増益も最終利益は急減: 売上高は前年同期比5.9%増、営業利益は61.5%増と本業は伸長したが、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年の反動等により71.8%減の0.25億円に留まった。
- 極端な「下期偏重」の進捗: 第3四半期(9ヶ月)経過時点で、通期計画に対する経常利益進捗率は15.2%、純利益は12.5%と極めて低く、第4四半期の物件売却に大きく依存する状況。
- 資金調達と統治を巡る混乱: 7月に発行したばかりの第17回新株予約権を、割当先との信頼関係構築の困難を理由にわずか10日余りで取得・消却(事実上の白紙撤回)する異例の事態が発生。
2. 直近の業績と進捗率
2025年10月期第3四半期累計の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 23.02億円(前年同期比 5.9%増)/通期計画(46.00億円)に対する進捗率 50.0%
- 営業利益: 2.30億円(同 61.5%増)/通期計画(6.00億円)に対する進捗率 38.3%
- 経常利益: 0.38億円(同 524.5%増)/通期計画(2.50億円)に対する進捗率 15.2%
- 純利益: 0.25億円(同 71.8%減)/通期計画(2.00億円)に対する進捗率 12.5%
勢いの変化: 営業利益ベースでは前年の1.42億円から2.30億円へ成長しており、賃貸用不動産4物件の売却など本業の勢いは維持されています。しかし、通期計画に対する進捗率は全指標で5割以下、特に利益面では1割台に留まっており、計画達成には第4四半期での大規模な利益確定が不可欠な状況です。
3. セグメント別のモメンタム
当期より「マーチャント・バンキング事業」の単一セグメントに変更されています。
- 勢い(金融・不動産): 国内の不動産投資ニーズは依然として高く、稼働率や賃料水準は安定しています。当累計期間中に4物件を売却したほか、次期以降の売却準備も進めており、投資会社としての回転は効いています。
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今期累計実績
2024-11 〜 2025-07
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-11 〜 2024-07 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 23.0億円 | +5.9% | 21.7億円 |
| 営業利益 | 2.3億円 | +61.5% | 1.4億円 |
| 経常利益 | 38,000,000円 | +524.5% | 6,000,000円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 25,000,000円 | -71.8% | 90,000,000円 |
| 包括利益 | 25,000,000円 | -71.8% | 89,000,000円 |
| 1株当たり当期純利益 | 0.88円 | — | 3.09円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-07末 | 2024-10末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 161.9億円 | 163.8億円 |
| 純資産 | 48.0億円 | 41.8億円 |
| 自己資本比率 | 29.4% | 25.5% |
| 自己資本 | 47.6億円 | 41.8億円 |
| 1株当たり純資産 | 153.25円 | 142.71円 |
通期予想
2024-11 〜 2025-10
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 46.0億円 | +3.5% |
| 営業利益 | 6.0億円 | +84.0% |
| 経常利益 | 2.5億円 | +152.5% |
| 当期純利益 | 2.0億円 | +9.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 6.83円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 2円 | 2円 予想 |
| 年間合計 | 2円 | 2円 予想 |