ダイドーリミテッド 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 2025年3月期決算は、イタリア製造部門や国内小売の不振による約29億円の巨額減損計上で24億8,300万円の最終赤字に転落。
  • 一方で、中期経営計画に基づき配当を2円から100円へ大幅増配し、最大50億円の自己株式取得を掲げるなど、極めて攻めた株主還元策を打ち出した。
  • 損失の源泉であった中国小売事業の譲渡を2025年1月に完了しており、2026年3月期は営業利益1億円(黒字浮上)へのV字回復を計画。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 286億900万円(前期比0.3%減)
  • 営業利益: △6,400万円(前期は4億4,200万円の赤字。赤字幅は縮小)
  • 経常利益: △2億3,300万円(前期は3億3,600万円の赤字)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △24億8,300万円(前期は2億9,100万円の黒字から赤字転落)
  • 進捗と勢い: 2025年3月期の実績は、売上高がほぼ横ばいながら、営業・経常段階での赤字幅は改善傾向にある。しかし、イタリアの子会社等における固定資産減損損失29億2,700万円の計上が響き、ボトムラインは大幅に悪化した。次期(2026年3月期)計画に対する勢いとしては、不採算の中国事業を切り離したことで、営業黒字化への確度は高まっている。

3. セグメント別のモメンタム

  • 衣料事業(減速): 売上高252億9,800万円(前期比1.7%減)、セグメント損失3,700万円。「ブルックス ブラザーズ」はインバウンド需要等で増収増益と好調だが、国内「ニューヨーカー」が気温高の影響で苦戦。イタリアの製造子会社は受注前倒しの反動で大幅減収となり、事業全体の足を引っ張った。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 286.1億円 -0.3% 287.0億円
営業利益 -64,000,000円 -4.4億円
経常利益 -2.3億円 -3.4億円
当期純利益(親会社帰属) -24.8億円 2.9億円
包括利益 -24.3億円 13.4億円
1株当たり当期純利益 -91.65円 10.22円
希薄化後1株当たり純利益 9.95円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 373.9億円 408.8億円
純資産 122.0億円 146.5億円
自己資本比率 30.5% 33.7%
自己資本 114.0億円 137.8億円
1株当たり純資産 419.23円 511.82円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -19.7% 2.1%
ROA(総資産経常利益率) -0.6% -0.8%
売上高営業利益率 -0.2% -1.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 5.0億円 -18.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 28.0億円 -79.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -9.1億円 14.9億円
期末現金及び現金同等物残高 78.8億円 53.8億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 284.4億円 -0.6%
営業利益 1.0億円
経常利益 -80,000,000円
当期純利益 6.8億円
1株当たり当期純利益 25.09円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 2円 100円
配当性向:当期 — / 前期 19.6% 純資産配当率:当期 21.5% / 前期 0.4%