株式会社イントランスは、中古不動産の再生・転売を行う「不動産事業」と、訪日客をターゲットとした宿泊施設の運営を行う「ホテル運営事業」を主軸とする企業です。
- 主要製品・サービス: 不動産のバリューアップ販売、プロパティマネジメント、ホテルのマスターリース・運営受託およびコンサルティング。
- 主要顧客: 前連結会計年度は京阪電鉄不動産(売上高の24.8%)が主要顧客でしたが、当連結会計年度は特定の主要顧客との取引が減少しています。
- 競合環境: 不動産事業では大手・中小の不動産会社、ホテル事業では外資系を含むホテルチェーンと競合。土地価格および建設費の高騰、仕入競争の激化が課題となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
-42.7%
≧10%が優良
ROA
-31.8%
≧5%が優良
ROE
-54.2%
≧10%が優良
ROIC
-33.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-36.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 3期連続の営業損失・経常損失・純損失を計上し、「継続企業の前提に関する重要事象等(ゴーイングコンサーン注記)」が記載される厳しい財務状況。
- 主力の不動産事業が仕入苦戦により売上高36.2%減と大幅に低迷する一方、ホテル運営事業は増収(+30.2%)するも、依然として赤字を脱却できていない。
- 大株主のディライトワークス社との資本業務提携や2.6億円の社債発行により当面の資金繰りを確保しているが、営業キャッシュ・フローのマイナスが続くなど、収益構造の抜本的改善が急務。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.9億円 / 予想: 0.9億円
-2.4%
売上高
実績: 2.4億円 / 予想: 22.5億円
+16.9%
2Q
営業利益
実績: -2.1億円 / 予想: 0.9億円
-20.3%
売上高
実績: 5.1億円 / 予想: 22.5億円
+36.3%
3Q
営業利益
実績: -2.8億円 / 予想: 0.9億円
-27.3%
売上高
実績: 9.0億円 / 予想: 22.5億円
+41.3%
通期
営業利益
実績: -4.2億円 / 予想: 未開示
-18.5%
売上高
実績: 10.7億円 / 予想: 未開示
+30.1%
3行解説
- 売上高は前年同期比30.1%増の10.7億円と増収を確保したが、営業損失は4.1億円(前期は3.5億円の損失)と拡大し、4期連続の営業赤字および営業CFのマイナスにより「継続企業の前提に関する重要事象等」が注記されている。
- 2026年2月に新株予約権付社債等により約13億円の資金調達を実施したことで、現預金残高は15億円まで回復し、当面の資金繰り懸念を払拭している。
- 2027年3月期は、ホテル運営事業の強化と不動産事業の安定収益により、売上高33.4億円(前期比211.5%増)、営業利益1.2億円と、大幅な増収および黒字転換を見込むV字回復計画を公表した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | -18.5% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | -27.3% | +1.6% | +3.4% | -3.6% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | -20.3% | +15.5% | -2.9% | -9.6% | -14.5% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -2.4% | -3.7% | -2.7% | +15.2% | -8.0% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -128.6% | +2.6% | +4.9% | -22.7% | -14.6% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | -152.9% | -0.0% | -1.3% | -5.0% | +0.5% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第27期(2024/04/01-2025/03/31)