短信要約
1. 要点(3行)
- 増収および営業赤字幅の大幅縮小: 売上高は前年同期比9.9%増の167.7億円。管理戸数増に伴う賃料収入が堅調で、営業損失は前年同期の△5.6億円から△2.5億円へと大きく改善した。
- 特別利益の計上で最終黒字化: 自社物件2棟の売却(固定資産売却益3.1億円)および投資有価証券売却益(4.9億円)により、四半期純利益は3.8億円(前年同期は△4.8億円)と黒字転換を達成。
- 構造的な追い風: 国内の学生数が297.2万人と過去最多を更新する中、横浜、東京、大阪など都心部および地方拠点での積極的な物件開発・運営受託が加速している。
2. 直近の業績と進捗率
2026年10月期 第1四半期(2025年11月〜2026年1月)の着地は以下の通り。
- 売上高: 167.72億円(前年同期比 9.9%増)
- 営業損失: △2.54億円(前年同期は△5.64億円)
- 経常損失: △3.21億円(前年同期は△7.15億円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 3.82億円(前年同期は△4.86億円)
通期計画に対する進捗率と勢い: 売上高の通期計画(818.2億円)に対する進捗率は20.5%。同社は第2四半期(入居繁忙期)に利益が偏在する季節性が強いが、前年同期の売上高(152.5億円)を約15億円上回って推移しており、増収基調は極めて堅調。営業利益ベースでも赤字幅が前年比で3億円以上縮小しており、通期目標(91.5億円)達成に向けた足元の勢いは前年を上回る。
3. セグメント別のモメンタム
同社は「不動産賃貸管理事業」の単一セグメントだが、収益源の内訳から以下のモメンタムが読み取れる。
- 学生マンション事業(強気): 管理戸数増加に伴い、借上物件の売上高が120.7億円(前年同期112.1億円)と伸長。特に「その他の源泉(リース取引等)」による収益が9.6億円増加しており、サブリースや管理受託の拡大が牽引。
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今期累計実績
2025-11 〜 2026-01
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-11 〜 2025-01 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 167.7億円 | +9.9% | 152.6億円 |
| 営業利益 | -2.5億円 | — | -5.6億円 |
| 経常利益 | -3.2億円 | — | -7.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 3.8億円 | — | -4.9億円 |
| 包括利益 | 4.1億円 | — | -5.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 18.16円 | — | -23.07円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 18.09円 | — | — |
財務状態
| 項目 | 2026-01末 | 2025-10末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 876.3億円 | 889.5億円 |
| 純資産 | 398.2億円 | 416.3億円 |
| 自己資本比率 | 45.4% | 46.8% |
| 自己資本 | 398.2億円 | 416.3億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,889.92円 | 1,976.15円 |
通期予想
2025-11 〜 2026-10
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 818.3億円 | +7.6% |
| 営業利益 | 91.6億円 | +19.6% |
| 経常利益 | 87.3億円 | +18.8% |
| 当期純利益 | 59.4億円 | +15.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 281.71円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 予想 |
| 期末 | 105円 | 115円 予想 |
| 年間合計 | 105円 | 115円 予想 |