SUMINOE株式会社(旧:住江織物株式会社)は、1883年創業の老舗繊維メーカーです。事業は大きく3つのセグメントで構成されています。
- インテリア事業:オフィス向けタイルカーペット(「ECOS」ブランド等)、カーテン、壁紙の製造・販売。
- 自動車・車両内装事業:日系自動車メーカー向けのカーマットやシート地、および鉄道車両(新幹線等)・バス向けの内装材。
- 機能資材事業:ホットカーペット、消臭フィルター、浴室床材、航空機用内装材。
競合環境としては、インテリア分野では国内大手、自動車内装分野では独立系サプライヤーとして日系OEM各社と取引していますが、昨今はEV化に伴う内装の変化や、中国・東南アジア市場での日系メーカーの苦戦という厳しい環境に直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-27 提出)収益性
営業利益率
2.9%
≧10%が優良
ROA
3.2%
≧5%が優良
ROE
1.8%
≧10%が優良
ROIC
2.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
-9.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-24.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は1,047.91億円(前期比1.3%増)と微増ながら、営業利益は30.01億円(同9.0%減)と、自動車分野の生産変動によるコスト増が響き減益。
- 「SUMINOE GROUP WAY 2025-2027」を掲げ、2027年5月期にROE 8.0%、PBR 1.0倍を目指す野心的な目標を設定したが、足元のROEは2.1%と低迷。
- 株主還元を強化し、配当性向を33%から38%へ引き上げ、下限配当35円(分割考慮後)を設定するなど、資本効率改善への姿勢を鮮明にしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-10 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.2億円 / 予想: 31.0億円
+287.8%
売上高
実績: 254.7億円 / 予想: 1050.0億円
+3.7%
2Q
営業利益
実績: 8.9億円 / 予想: 31.0億円
+19.4%
売上高
実績: 529.6億円 / 予想: 1050.0億円
+4.5%
3Q
営業利益
実績: 13.2億円 / 予想: 22.0億円
-11.7%
売上高
実績: 790.9億円 / 予想: 1060.0億円
+3.1%
3行解説
- インテリア事業の価格改定効果や機能資材事業の構造改革により、経常利益は前年同期比48.4%増の16億23百万円と大幅増益を達成。
- 一方で主力の自動車・車両内装事業において、北米拠点の生産効率悪化が響き、営業利益は13億15百万円(同11.8%減)に低迷。
- 業績動向を踏まえ、通期の利益予想を下方修正。あわせて配当予想も修正し、実質的な配当水準の維持(株式分割後)を図る方針。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年5月期 第3四半期 | -11.7% | -4.4% | -9.2% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年5月期 第2四半期 | +19.4% | -0.2% | +0.6% | -0.7% | +4.3% |
| 2025-10-10 | 2026年5月期 第1四半期 | +287.8% | +1.2% | +1.5% | -1.8% | -4.7% |
| 2025-07-11 | 2025年5月期 通期 | -9.1% | -0.2% | -3.4% | -7.4% | -0.9% |
| 2025-04-11 | 2025年5月期 第3四半期 | -31.9% | +2.0% | +6.6% | +2.7% | -10.4% |
| 2025-01-14 | 2025年5月期 第2四半期 | -47.2% | +0.8% | +3.1% | +6.6% | -44.9% |
有価証券報告書
2025-08-27 有価証券報告書-第136期(2024/06/01-2025/05/31)