短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益も、純利益は二桁増の着地: 売上高は筆記具用の好調で前年同期比2.2%増となったが、コスト増により営業利益は28.0%減。一方で税負担の減少により、中間純利益は17.3%増の3.54億円と進捗が際立つ。
- 主力事業の利益率悪化が鮮明: テクノ製品事業において、アジア向けの筆記具用ペン先は好調なものの、人件費・原材料・電力費の高騰が直撃し、セグメント利益率は前年同期から7.4ポイント低下した。
- 新中期経営計画の始動: 今期より「オーベクスビジョン2027」がスタート。収益基盤の強化を掲げる中、通期純利益計画に対する進捗率は69.4%に達しており、通期業績の上振れと増配維持への期待が持てる内容。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第2四半期の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 30.56億円(前年同期比 +2.2%)
- 営業利益: 3.51億円(同 △28.0%)
- 経常利益: 3.50億円(同 △22.7%)
- 中間純利益: 3.54億円(同 +17.3%)
通期計画に対する進捗率: 売上高は49.3%と概ね計画通りですが、営業利益は46.8%と半分を割り込んでいます。しかし、親会社株主に帰属する純利益は**69.4%**と非常に高い進捗率を見せています。前年同期の純利益(3.02億円)から上積みされており、税金費用等の調整が寄与したことで、最終利益ベースでの勢いは前年を上回っています。
3. セグメント別のモメンタム
- テクノ製品事業(勢い:減速)
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 30.6億円 | +2.2% | 29.9億円 |
| 営業利益 | 3.5億円 | -28.0% | 4.9億円 |
| 経常利益 | 3.5億円 | -22.7% | 4.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 3.5億円 | +17.3% | 3.0億円 |
| 包括利益 | 3.7億円 | +27.8% | 2.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 129.18円 | — | 108.1円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 99.6億円 | 98.4億円 |
| 純資産 | 69.5億円 | 67.1億円 |
| 自己資本比率 | 69.8% | 68.1% |
| 自己資本 | 69.5億円 | 67.1億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,542.69円 | 2,439.07円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 62.0億円 | +2.7% |
| 営業利益 | 7.5億円 | -10.9% |
| 経常利益 | 7.3億円 | -10.3% |
| 当期純利益 | 5.1億円 | -12.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 185.44円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 33円 | 35円 予想 |
| 年間合計 | 33円 | 35円 予想 |