テクミラホールディングス株式会社は、旧ネオス株式会社が持株会社体制へ移行した企業グループです。主に以下の3つのセグメントで事業を展開しています。
- ライフデザイン事業:知育・教育(EdTech)、健康(Healthtech)、FinTech、キャラクターを活用したゲーム(「クレヨンしんちゃん」等)を提供。
- AI&クラウド事業:AIチャットボット「OfficeBot」やクラウド住所録などのSaaS、AWS等のTechソリューションを提供。
- IoT&デバイス事業:連結子会社のJENESIS㈱を核に、中国・深圳のサプライチェーンを活用した通信デバイスのODM/EMS、および「aiwa」ブランドの自社製品(タブレットPC等)を展開。
主要顧客には、通信キャリアや量販店、さらにはポケトーク株式会社(売上高の17.2%)が含まれます。競合環境は、SaaS分野では大手ITベンダー、デバイス分野では安価な海外メーカーとの競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-29 提出)収益性
営業利益率
0.8%
≧10%が優良
ROA
0.9%
≧5%が優良
ROE
-2.3%
≧10%が優良
ROIC
0.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
27.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
-288.7%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前年比27.8%増の111.65億円と過去最高を更新し、全セグメントで増収増益(営業利益ベース)を達成。
- 本業の儲けを示す調整後EBITDAは8.74億円と前期比3倍超に急拡大したが、減損損失や評価損により最終利益は1.4億円の赤字に転落。
- M&Aによるヘルスケア(Wellmira社)やHRTech(Retool社)の強化で事業領域を拡大中だが、巨額ののれん減損リスクを抱える展開。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-10 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.8億円 / 予想: 2.0億円
-102.4%
売上高
実績: 26.7億円 / 予想: 115.0億円
-4.3%
2Q
営業利益
実績: -1.5億円 / 予想: 2.0億円
—
売上高
実績: 48.8億円 / 予想: 115.0億円
-12.2%
3Q
営業利益
実績: -0.3億円 / 予想: 0.3億円
—
売上高
実績: 75.4億円 / 予想: 102.0億円
-13.4%
通期
営業利益
実績: 0.7億円 / 予想: 未開示
-19.8%
売上高
実績: 104.0億円 / 予想: 未開示
-6.8%
3行解説
- 先行投資事業の黒字化: AIチャットやクラウドアドレス帳等のSaaS事業、およびaiwa事業が黒字転換を達成し、収益構造の転換が進展。
- 減収減益も赤字幅は縮小: ODM事業の反動減や新作ゲーム不在で売上高は104.05億円(前期比6.8%減)となるも、親会社株主に帰属する当期純損失は0.58億円(前期は1.40億円の損失)へと改善。
- 次期の大幅増益予想: 2027年2月期は売上高110億円、経常利益3億円(前期比222.2%増)とV字回復を見込み、配当も年間5円を維持する計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年2月期 通期 | -19.8% | -1.6% | -6.2% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年2月期 第3四半期 | — | -3.2% | -2.0% | -9.5% | -5.3% |
| 2025-10-10 | 2026年2月期 第2四半期 | — | +0.9% | -4.6% | -12.3% | -16.6% |
| 2025-07-11 | 2026年2月期 第1四半期 | -102.4% | +2.0% | -7.8% | -15.4% | -17.4% |
| 2025-04-11 | 2025年2月期 通期 | — | +8.2% | +2.1% | -6.9% | +2.3% |
| 2025-01-14 | 2025年2月期 第3四半期 | — | +2.3% | -10.8% | -3.9% | -7.7% |
有価証券報告書
2025-05-29 有価証券報告書-第21期(2024/03/01-2025/02/28)