株式会社ディー・エル・イー(DLE)は、「秘密結社 鷹の爪」などの独自IP(知的財産)を活用した「ファスト・エンタテインメント」事業を展開しています。IPの開発から、SNS・スマートフォンアプリを用いたマーケティング、グッズ販売、イベント運営までを一気通貫で手掛けます。主要顧客には株式会社MIXIなどが含まれますが、近年は特定の顧客への依存度を下げ、EC・クラウドファンディングやK-POPなどの新規領域へ多角化を図っています。競合環境としては、コンテンツ制作手法の多様化により、プロデュース能力や資金力を持つ新規参入企業との競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
-24.7%
≧10%が優良
ROA
-15.7%
≧5%が優良
ROE
-30.8%
≧10%が優良
ROIC
-18.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
16.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は19.79億円(前年比16.0%増)と伸長したが、営業損失4.89億円、親会社株主に帰属する当期純損失7.29億円と赤字が継続。
- 営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスが続いており、「継続企業の前提に関する注記」が記載される極めて厳しい経営状況にある。
- EC・クラファン関連が前年比2倍、K-POP関連が約8.4倍と急成長しているが、投資有価証券評価損の計上などが純利益を大きく圧迫している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -2.2億円 / 予想: -2.9億円
-15.6%
売上高
実績: 3.0億円 / 予想: 21.2億円
-34.9%
2Q
営業利益
実績: -3.4億円 / 予想: -2.9億円
-4.7%
売上高
実績: 6.9億円 / 予想: 19.1億円
-22.4%
3Q
営業利益
実績: -4.1億円 / 予想: -2.9億円
+14.0%
売上高
実績: 12.2億円 / 予想: 19.1億円
-10.9%
通期
営業利益
実績: -6.0億円 / 予想: 未開示
-21.7%
売上高
実績: 14.6億円 / 予想: 未開示
-26.0%
3行解説
- 売上高が前年比26.1%減の14.63億円、営業利益は5.95億円の赤字と苦戦したが、不採算子会社5社の売却・解散等、創業以来最大規模の構造改革を断行した。
- 生成AIを活用した動画制作スタジオの立ち上げや、中品質動画制作の成功により、2026年3月末時点の内定残(受注残)が過去最高の10億円を突破した。
- 2027年3月期は、リソースを本業のコンテンツ制作に集中させることで、営業利益・経常利益ともに9期ぶりの黒字転換(1億円)を目指す計画を公表。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | -21.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-16 | 2026年3月期 第3四半期 | +14.0% | +4.0% | -1.5% | -3.0% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | -4.7% | -0.2% | -0.0% | +3.5% | -1.4% |
| 2025-08-14 | 2026年3月期 第1四半期 | -15.6% | +1.7% | -9.3% | -11.4% | -24.9% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | +25.7% | +7.3% | +14.5% | +17.9% | +42.6% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | -4.4% | -2.7% | -2.5% | -5.5% | -15.5% |
有価証券報告書
2025-06-30 有価証券報告書-第24期(2024/04/01-2025/03/31)