株式会社SHIFTは、ソフトウェアの品質保証(QA)およびテスト事業を中核とする企業です。国内約5.5兆円と推定されるテスト市場をターゲットに、従来は属人的だったテスト工程を独自の検定制度(CAT検定)や標準化ツール(CAT)により仕組化し、高利益率なビジネスモデルを構築しています。 主要サービスは「ソフトウェアテスト関連」「ソフトウェア開発関連」「その他近接サービス(マーケティング・M&A支援等)」の3区分です。競合他社がエンジニア派遣型に留まるなか、同社は上流工程のコンサルティングから一気通貫で手掛ける「品質保証パートナー」としての地位を確立しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-21 提出)収益性
営業利益率
12.0%
≧10%が優良
ROA
22.4%
≧5%が優良
ROE
23.7%
≧10%が優良
ROIC
19.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
17.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
48.3%
≧10%が優良
EPS成長率
74.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高1,298億円(前年同期比17.3%増)、営業利益156億円(同48.3%増)と、先行投資期を脱し収益性が急改善。
- 主力のテスト事業が利益を牽引し、ROEは24.1%と極めて高い水準を維持。積極的なM&A(ライズ・コンサルティング等)で事業領域を拡大。
- 配当は無配を継続し成長投資へ全振りする姿勢だが、1:15の株式分割や機動的な自社株買いにより流動性と株主価値を担保。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 28.2億円 / 予想: 未開示
-19.9%
売上高
実績: 348.4億円 / 予想: 1500.0億円
+15.5%
2Q
営業利益
実績: 69.1億円 / 予想: 未開示
-14.3%
売上高
実績: 720.4億円 / 予想: 1500.0億円
+16.8%
3行解説
- 売上高は前年同期比16.8%増の720億3,500万円と増収を維持した一方、採用活動の正常化やAI関連の先行投資により営業利益は14.3%減の69億700万円となった。
- 株式会社ニッセイコム(取得価額177億9,200万円)および株式会社ステップ(取得予定価額60億円)の大型買収を立て続けに決定し、公共・産業領域への拡大を加速。
- 利益面では通期計画に対して進捗が遅れているものの、顧客単価や顧客数などのKPIは上昇トレンドを継続しており、下期での業績回復を見込んでいる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年8月期 第2四半期 | -14.3% | +3.8% | +6.5% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年8月期 第1四半期 | -19.9% | -4.1% | -15.2% | -42.5% | -33.0% |
| 2025-10-14 | 2025年8月期 通期 | +48.3% | -0.4% | -9.2% | -23.7% | -33.9% |
| 2025-07-09 | 2025年8月期 第3四半期 | +68.8% | -2.8% | -9.6% | -10.8% | -28.9% |
| 2025-04-10 | 2025年8月期 第2四半期 | +72.1% | +3.3% | +3.8% | +16.1% | +41.6% |
| 2025-01-14 | 2025年8月期 第1四半期 | +94.0% | -0.0% | +8.0% | -94.1% | -94.6% |
有価証券報告書
2025-11-21 有価証券報告書-第20期(2024/09/01-2025/08/31)