王子ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 欧州Walki社の買収完了や前期被災したPan Pac社の復旧により、売上高は1兆8,493億円(前期比+9.0%)と大幅増収を達成。
  • 一方、物流費・人件費の上昇や海外パルプ市況の変動が重石となり、営業利益は677億円(同-6.8%)と減益着地。中期経営計画の目標(1,500億円)を大きく下回る結果となった。
  • 注目すべきは株主還元の強化で、2025年3月期の配当を24円(前期比+8円)に増配し、次期はさらに36円、配当性向50%を目標に掲げるなど、資本効率重視への姿勢を鮮明にした。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 18,493億円(前期比 +9.0%)
  • 営業利益: 677億円(前期比 -6.8%)
  • 経常利益: 686億円(前期比 -20.3%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 462億円(前期比 -9.1%)

進捗と勢いの変化: 本資料は通期決算のため、2026年3月期の通期計画に対する勢いを確認すると、営業利益は750億円(前期比+10.8%)を見込んでいます。前期はパルプ市況の悪化やNZのサイクロン被害、国内子供用おむつ事業の撤退費用などが重なりましたが、足元ではPan Pac社の完全復旧(2024年11月〜)やWalki社の通期寄与により、利益成長の軌道回帰を狙うフェーズにあります。

3. セグメント別のモメンタム

  • 資源環境ビジネス(勢い:強):

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 18492.6億円 +9.0% 16962.7億円
営業利益 676.9億円 -6.8% 726.0億円
経常利益 685.7億円 -20.3% 859.9億円
当期純利益(親会社帰属) 461.7億円 -9.1% 508.1億円
包括利益 866.5億円 -41.8% 1488.7億円
1株当たり当期純利益 47.34円 51.31円
希薄化後1株当たり純利益 47.33円 51.3円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 26350.3億円 24424.8億円
純資産 11327.9億円 10956.0億円
自己資本比率 41.8% 43.7%
自己資本 11017.5億円 10664.5億円
1株当たり純資産 1,177.99円 1,083.13円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 4.3% 5.1%
ROA(総資産経常利益率) 2.7% 3.6%
売上高営業利益率 3.7% 4.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 944.2億円 2029.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1549.1億円 -1180.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 609.7億円 -849.0億円
期末現金及び現金同等物残高 655.1億円 624.7億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 19000.0億円 +2.7%
営業利益 750.0億円 +10.8%
経常利益 600.0億円 -12.5%
当期純利益 650.0億円 +40.8%
1株当たり当期純利益 69.5円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 8円 12円
期末 8円 12円
配当性向:当期 50.7% / 前期 31.2% 純資産配当率:当期 2.2% / 前期 1.6%