短信要約
1. 要点(3行)
- 業績構造の劇的転換: AIデータセンター(DC)事業への先行投資により営業損失が3.42億円(前年同期は0.91億円の損失)に拡大した一方、通期での売上高458%増という野心的な計画は据え置かれた。
- 大規模なリソース確保: NVIDIA製GPU「B200」5,000個(625台のサーバー)の調達に成功し、大阪府内でのアジア最大級AIスーパークラスター構築に向けた「1号案件」の受注(3年間総額約612億円)も公表。
- 財務基盤の急速な拡充: 新株予約権の行使等により資本を増強し、自己資本比率は72.6%へ急上昇。さらにFirst Plus社から最大35百万米ドル(約52.7億円)の借入枠を確保し、事業継続への疑義を払拭しつつある。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期(1Q)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 6.68億円(前年同期比 +23.9%)
- 営業損失: △3.42億円(前年同期は△0.91億円)
- 経常損失: △3.17億円(前年同期は△0.84億円)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失: △3.33億円(前年同期は△0.93億円)
通期計画に対する進捗率と勢い:
- 売上高の進捗率はわずか4.1%(通期予想164.19億円に対し)に留まります。前年同期の売上進捗率(実績ベースで約35%)と比較すると極めて低水準に見えますが、これは下期以降にAI DC事業の売上が集中する「超後出し型」の計画であるためです。足元の損失拡大は、高度人材獲得や事業基盤構築に伴う「計画的な赤字」といえます。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内事業: 【勢いあり】 売上高4.39億円(前年同期比 +43.7%)。連結子会社DSSの受注堅調や、AI DC事業の立ち上げが寄与。ただし、先行投資によりセグメント損失は0.81億円(前年同期は0.34億円の損失)に拡大。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6.7億円 | +23.9% | 5.4億円 |
| 営業利益 | -3.4億円 | — | -91,000,000円 |
| 経常利益 | -3.2億円 | — | -84,000,000円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -3.3億円 | — | -93,000,000円 |
| 包括利益 | -3.5億円 | — | -99,000,000円 |
| 1株当たり当期純利益 | -17.77円 | — | -5.45円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 64.2億円 | 45.9億円 |
| 純資産 | 47.7億円 | 24.0億円 |
| 自己資本比率 | 72.6% | 50.4% |
| 自己資本 | 46.5億円 | 23.1億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 164.2億円 | +458.0% |
| 営業利益 | 31.7億円 | — |
| 経常利益 | 25.1億円 | — |
| 当期純利益 | 20.5億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 92.7円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 予想 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 予想 |