データセクション株式会社は、データ分析技術を核としたAIソリューションを提供する企業です。主要事業は、店舗分析ツール「FollowUP」を展開するSaaS事業、受託開発を行うソリューション事業、および海外市場調査を行うリサーチコンサルティング事業です。2024年より「AIデータセンター事業」を新たな戦略的柱に据え、GPUサーバーの確保や自社開発のAIクラウドスタック『TAIZA』の提供に注力しています。主要顧客は流通・小売業界の大手企業や広告代理店であり、競合環境としてはリテールテックやAIインフラ提供企業との競争があります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
-16.9%
≧10%が優良
ROA
-11.8%
≧5%が優良
ROE
-29.9%
≧10%が優良
ROIC
-9.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
32.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前年比32%増の約29.4億円と伸長したが、AIデータセンター事業への先行投資により営業損失は約4.96億円へ拡大。
- 連続的な損失計上により「継続企業の前提に関する注記」が付されているが、新株予約権の行使等で当面の資金繰りは確保。
- M&Aで買収したMSS社ののれん(約13.1億円)やソフトウェア(約12.9億円)など無形資産が肥大化しており、減損リスクが非常に高い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-16 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -3.4億円 / 予想: 31.7億円
-275.8%
売上高
実績: 6.7億円 / 予想: 164.2億円
+23.9%
2Q
営業利益
実績: -13.7億円 / 予想: 31.7億円
-720.4%
売上高
実績: 17.5億円 / 予想: 164.2億円
+28.5%
3Q
営業利益
実績: -3.3億円 / 予想: 35.0億円
-18.1%
売上高
実績: 159.3億円 / 予想: 372.7億円
+673.3%
3行解説
- AIインフラ事業の本格化による爆発的な増収: 売上高は前年同期比673.0%増の159.29億円と急拡大し、先行投資期から売上計上フェーズへ劇的に移行。
- 調整後EBITDAが黒字転換: 営業利益は3.32億円の赤字ながら、減価償却費等を除いた調整後EBITDAは6.98億円(前年同期は0.49億円の赤字)とキャッシュ創出力が改善。
- 巨額の資金調達と設備投資の実行: 新株予約権の行使により純資産が約139億円増加する一方、NVIDIA製GPUサーバー等の取得により有形固定資産が41.7億円増加するなど財務規模が数倍に膨張。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-16 | 2026年3月期 第3四半期 | -18.1% | +4.8% | -5.0% | -16.6% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | -720.4% | -4.4% | -14.2% | -24.7% | -23.1% |
| 2025-08-14 | 2026年3月期 第1四半期 | -275.8% | +5.4% | +25.2% | -11.4% | -38.9% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | -129.6% | +3.4% | -18.3% | +135.4% | +262.2% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | -54.4% | +0.7% | -11.4% | +37.8% | +14.3% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)