ダイナパック株式会社は、段ボール、印刷紙器、軟包装材(プラスチックフィルム等)の製造・販売を主軸とする総合包装企業です。国内に加え、ベトナム、中国、マレーシア、フィリピンといった東南アジア市場にも積極的に展開しています。主要製品は、食品・飲料・家電向けの段ボールシートやケース、美粧段ボール、プラスチック包材などで、顧客の「包む、届ける、ひらく」プロセスを一貫して支える「トータルパッケージング・ソリューション・プロバイダー」を掲げています。競合環境としては、国内市場の成熟化に伴い、付加価値の高い機能性包装の開発や、積極的なM&Aによるシェア拡大・海外展開の強化が鍵となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-26 提出)収益性
営業利益率
4.3%
≧10%が優良
ROA
3.6%
≧5%が優良
ROE
6.8%
≧10%が優良
ROIC
3.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
68.1%
≧10%が優良
EPS成長率
6.8%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は670.8億円(前年比7.3%増)、営業利益は28.8億円(同68.1%増)と、価格転嫁の進展とベトナムでの積極的なM&A効果により大幅な増益を達成した。
- 中期経営計画に基づき、ベトナムのHoang Hai社や国内の丸中紙工社を矢継ぎ早に買収し、成長投資に伴う負債増で自己資本比率は55.2%(前年末比4.5pt低下)となったが、依然として財務基盤は強固である。
- 1株当たり配当を80円(前年比10円増)に引き上げ、5億円超の自己株買いを実施するなど株主還元を強化しており、低PBR改善への強い意欲が示されている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-13 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 7.0億円 / 予想: 31.0億円
+16.3%
売上高
実績: 169.9億円 / 予想: 730.0億円
+12.7%
3行解説
- 売上高は前年同期比12.7%増、営業利益は16.4%増と、国内需要の取り込みと海外連結子会社の寄与により増収増益を達成。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は24.9%減となったが、これは前年同期に計上された投資有価証券売却益(約8.5億円)の剥落が主因。
- 国内段ボール販売数量が前年同期比106.9%と、業界平均(101.5%)を大きく上回るペースで推移している点が注目される。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年12月期 第1四半期 | +16.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2025年12月期 通期 | +68.2% | -0.6% | -4.7% | +11.1% | — |
| 2025-11-13 | 2025年12月期 第3四半期 | +77.0% | +0.3% | -0.3% | -2.4% | -8.8% |
| 2025-08-07 | 2025年12月期 第2四半期 | +79.8% | +0.3% | -8.5% | -3.8% | +0.2% |
| 2025-05-13 | 2025年12月期 第1四半期 | +331.7% | -4.9% | -3.6% | -5.0% | -3.2% |
| 2025-02-07 | 2024年12月期 通期 | -10.2% | +0.7% | -1.0% | +16.2% | +5.9% |
有価証券報告書
2026-03-26 有価証券報告書-第64期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-26 有価証券報告書-第63期(2024/01/01-2024/12/31)