短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅なV字回復を達成: 2025年3月期のコア営業損益は1,405億円の黒字(前年は1,491億円の赤字)と劇的に改善し、最終損益も386億円の黒字に転換。
- 構造改革の進展と財務改善: 住友ファーマの立て直しや不採算事業の撤退・売却により、有利子負債を1年間で2,774億円削減。フリー・キャッシュ・フローは3,183億円の黒字を確保。
- 強気な株主還元方針: 業績回復を背景に、2026年3月期の年間配当は前期比3円増の12円を予想。市場の懸念を払拭する回復の兆しを見せる。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の通期実績は、売上収益が2兆6,063億円(前期比6.5%増)、コア営業利益が1,405億円(前期は1,491億円の赤字)となりました。
- 達成度: 最終的な当期利益は386億円(前年は3,119億円の赤字)となり、最悪期を脱したことが鮮明です。
- 勢いの変化: 前年同期が巨額の赤字(特に住友ファーマの減損やペトロ・ラービグの影響)であったのに対し、今期は全ての損益段階で黒字化を達成。2026年3月期の通期計画(コア営業利益1,500億円)に対しても、構造改革の効果が通年で寄与するため、安定的な成長軌道に乗っています。
3. セグメント別のモメンタム
- 勢いあり(ICT&モビリティ): 売上収益6,070億円(前期比196億円増)、コア営業利益706億円(同205億円増)。半導体プロセス材料やディスプレイ関連材料の需要回復が顕著。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 26062.8億円 | +6.5% | 24468.9億円 |
| 営業利益 | 1930.3億円 | — | -4888.3億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 23400.0億円 | -10.2% |
| 営業利益 | 1050.0億円 | -45.6% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 6円 | 3円 |
| 期末 | 3円 | 6円 |