短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な営業増益と収益構造の変化: 売上高は前年同期比3.6%減の2,907億円となったが、営業利益は54.0%増の181億円と大幅増益。AI向け需要を取り込んだ電子材料等の高付加価値品が牽引した。
- 米子会社の特別損失を資産売却で相殺: 米国子会社(DPE社)の暫定停止に伴う特別損失を計上した一方、大船工場の用地譲渡益(特別利益)で補填。純利益は前年同期比114.7%増の55億円を確保した。
- 売上予想の下方修正も利益は据え置き: 最近の市況動向を踏まえ通期売上高を100億円下方修正(3,900億円)したが、各段階利益の予想は据え置いた。マージン改善への自信が伺える。
2. 直近の業績と進捗率
今第3四半期累計の着地は以下の通り。
- 売上高: 2,907億円(前年同期比3.6%減)
- 営業利益: 181億円(同54.0%増)
- 経常利益: 137億円(同216.4%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 55億円(同114.7%増)
通期計画に対する進捗率(営業利益ベース):
- 今期進捗率:72.8%(計画250億円に対し181億円)
- 前年同期の進捗(実績ベース):約82%(通期144億円に対し118億円) ※前年同期比で進捗率は一見低下しているが、これは今期の通期利益目標が前年実績より大幅に高く設定されているためであり、実態としては増益基調を維持している。ただし、純利益の進捗率は36.9%に留まっており、特別損失の影響が重い。
3. セグメント別のモメンタム
- 【勢い】電子・先端プロダクツ: 売上高759億円(12.4%増)、営業利益97億円(40.7%増)。生成AI向けの球状シリカ・球状アルミナが好調。xEV向けは鈍いが、高圧ケーブルや直流送電向けがカバーし、最も強いモメンタムを維持。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2907.7億円 | -3.6% | 3016.0億円 |
| 営業利益 | 182.0億円 | +54.0% | 118.2億円 |
| 経常利益 | 137.0億円 | +216.4% | 43.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 55.4億円 | +114.7% | 25.8億円 |
| 包括利益 | 51.4億円 | +22.4% | 42.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 64.23円 | — | 29.92円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 6551.9億円 | 6555.2億円 |
| 純資産 | 3125.7億円 | 3083.0億円 |
| 自己資本比率 | 45.2% | 45.2% |
| 自己資本 | 2962.5億円 | 2961.8億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3900.0億円 | -2.6% |
| 営業利益 | 250.0億円 | +73.4% |
| 経常利益 | 190.0億円 | +149.2% |
| 当期純利益 | 150.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 174.06円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 50円 | 50円 |
| 期末 | 50円 | 50円 予想 |
| 年間合計 | 100円 | 100円 予想 |