スガイ化学工業株式会社は、和歌山県に本社を置く1928年創業の化学メーカーです。有機合成技術を基盤に、医薬用中間物、農薬用中間物、機能性樹脂中間物、および界面活性剤の受託製造・販売を主業としています。 主要顧客は住友化学(売上構成比17.9%)や日星産業(11.7%)などの大手化学・商社であり、特定顧客への依存度が比較的高い構造です。競合環境としては、高度な合成技術を要するファインケミカル分野で国内外のメーカーと競合していますが、多種少量のマルチパーパスプラントによる柔軟な生産体制を強みとしています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-17 提出)収益性
営業利益率
8.2%
≧10%が優良
ROA
4.7%
≧5%が優良
ROE
4.9%
≧10%が優良
ROIC
4.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-13.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-15.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-25.8%
≧10%が優良
3行解説
- 顧客の在庫調整の影響で、農薬用中間物の売上高が前期比24.0%減と大きく沈み、全社業績は2桁の減収減益となった。
- 業績悪化の一方で、配当は前期の60円から70円へ増配。自己資本比率も64.9%と高水準を維持し、財務の健全性と還元姿勢は堅守。
- 元従業員遺族との訴訟で第一審敗訴(係争中)となり、訴訟損失引当金7,845万円を特別損失に計上。将来の不透明感から新中期経営計画の公表を見送った。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-06 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.2億円 / 予想: 3.5億円
-43.8%
売上高
実績: 13.0億円 / 予想: 66.5億円
+25.0%
2Q
営業利益
実績: 2.2億円 / 予想: 3.5億円
+84.6%
売上高
実績: 25.9億円 / 予想: 66.5億円
+2.0%
3Q
営業利益
実績: 1.4億円 / 予想: 3.5億円
-69.4%
売上高
実績: 39.2億円 / 予想: 66.5億円
-9.9%
3行解説
- 医薬中間物の急減が直撃: 顧客の在庫調整により医薬中間物の売上高が前年同期比で約76%減少(8.2億円→1.9億円)し、全体の業績を大きく押し下げた。
- 利益面の大幅悪化と稼働率低下: 売上減に加え、製造稼働率の低下が響き、営業利益は前年同期比69.2%減の1.37億円と極めて厳しい着地。
- 訴訟和解による一過性利益: 元従業員遺族との訴訟和解に伴い、訴訟損失引当金戻入額3,845万円を特別利益に計上し、最終利益の下支えとなった。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-06 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
短信
2025-11-06 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
短信
2025-08-06 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
有報
2025-06-17 2025-03 期末 有価証券報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-08 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信[日本基準](非連結)
短信
2025-02-06 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)