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三菱瓦斯化学 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増益着地と増配のサプライズ: 連結子会社(株)JSPの持分法適用会社化により売上高は4.9%減の7,735億円となったが、経常利益はメタノール市況上昇や持分法投資損益の改善により31.0%増の603億円と大幅増益を達成。
  • 機能化学品が牽引する高収益化: 半導体パッケージ用BT材料やスマホ用光学材料、エンジニアリングプラスチックスの販売が好調で、機能化学品セグメントの営業利益が前年同期比25.0%増と業績を大きく押し上げた。
  • 累進配当方針への転換と強気な還元: 新中期経営計画に基づき「累進配当方針」を採用。25年3月期の年間配当を従来予想から引き上げ95円(前年比+15円)とし、26年3月期も100円への増配を予定する株主還元姿勢が鮮明。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 7,735億円(前年同期比 4.9%減)
  • 営業利益: 508億円(同 7.4%増)
  • 経常利益: 603億円(同 31.0%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 455億円(同 17.3%増)

【進捗と勢いの変化】 通期実績は、期初の減収減益予想から一転して大幅な経常増益で着地しました。特に経常利益の伸び(+142億円)が顕著で、前期のトリニダード・トバゴにおけるメタノール関連の減損損失(持分法投資損失)が剥落したことが大きく寄与しています。売上高はJSPの連結除外によるテクニカルな減少であり、実態としての収益力は前年より一段と強化されています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 機能化学品事業(勢い:強)

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 7735.9億円 -4.9% 8134.2億円
営業利益 508.5億円 +7.4% 473.4億円
経常利益 603.2億円 +31.0% 460.4億円
当期純利益(親会社帰属) 455.4億円 +17.3% 388.2億円
包括利益 482.3億円 -45.0% 877.5億円
1株当たり当期純利益 228.93円 190.97円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 11196.9億円 10680.1億円
純資産 6973.8億円 6848.3億円
自己資本比率 59.7% 61.6%
自己資本 6682.2億円 6577.4億円
1株当たり純資産 3,431.9円 3,284.96円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.9% 6.1%
ROA(総資産経常利益率) 5.5% 4.4%
売上高営業利益率 6.6% 5.8%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 754.4億円 734.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -909.9億円 -761.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 47.1億円 -406.9億円
期末現金及び現金同等物残高 569.9億円 654.0億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 7300.0億円 -5.6%
営業利益 460.0億円 -9.5%
経常利益 500.0億円 -17.1%
当期純利益 360.0億円 -21.0%
1株当たり当期純利益 184.89円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 40円 45円
期末 40円 50円
配当性向:当期 41.5% / 前期 41.9% 純資産配当率:当期 2.8% / 前期 2.6%