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三菱瓦斯化学 四半期進捗

決算短信(2026-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 巨額の減損損失計上による赤字転落: オランダおよび中国の子会社における固定資産の減損損失(約595億円)の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は261億円の赤字に転落した。
  • AI需要は追い風も市況下落が重石: 電子材料(AIサーバー向け基板材料等)は好調に推移したが、メタノールやエンジニアリングプラスチックスの市況下落、および台湾拠点での固定費増が利益を圧迫。
  • 通期下方修正と株主還元の堅持: 純利益予想を180億円の赤字へ下方修正したが、年間配当は前期比5円増の100円予想を維持。不採算資産の整理を断行しつつ、還元姿勢を強調した。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 5,494億円(前年同期比 5.8%減)
  • 営業利益: 378億円(同 16.5%減)
  • 経常利益: 481億円(同 10.6%減)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: △261億円(前年同期は356億円の黒字)
  • 進捗率と勢いの変化:
    • 通期計画(修正後:営業利益470億円、経常利益550億円)に対し、営業利益で80.4%、経常利益で**87.5%**の進捗。
    • 前年同期の経常利益進捗率(前通期実績比ベースで算出)と比較しても進捗自体は順調に見えるが、前年同期比で営業利益が16.5%減益となっており、本業の稼ぐ力はモメンタム低下が否めない。

3. セグメント別のモメンタム

  • 機能化学品(減速): 営業利益 333億円(前年同期比 5.3%減)。AI向けBT材料やサーバー向け基板材料(OPE®)は極めて好調。しかし、台湾拠点の生産能力増強に伴う立ち上げ固定費の増加や、スマートフォン向け光学材料の需要減、および中国子会社の減損が足を引っ張る形となった。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-04 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-04 〜 2024-12
売上高 5494.6億円 -5.8% 5831.9億円
営業利益 378.0億円 -16.5% 452.9億円
経常利益 481.7億円 -10.6% 538.5億円
当期純利益(親会社帰属) -261.6億円 356.4億円
包括利益 -40.7億円 450.3億円
1株当たり当期純利益 -134.34円 178.18円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-12末 2025-03末
総資産 11143.7億円 11196.9億円
純資産 6704.5億円 6973.8億円
自己資本比率 57.2% 59.7%
自己資本 6377.0億円 6682.2億円

通期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 7300.0億円 -5.6%
営業利益 470.0億円 -7.6%
経常利益 550.0億円 -8.8%
当期純利益 -180.0億円
1株当たり当期純利益 -92.43円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 45円 50円
期末 50円 50円 予想
年間合計 95円 100円 予想