株式会社ユークスは、家庭用ゲームソフトの受託開発を主軸としながら、独自のAR技術を活用したXR事業や、自社IP(知的財産)の保有・運用へとビジネスモデルを転換させているエンタテインメント企業です。長年、プロレスゲームなどのアクション分野で世界的な開発実績を誇ってきましたが、2025年8月に株式会社アクアプラスを完全子会社化したことで、強力なキャラクターIPとパブリッシング(自社販売)機能を獲得しました。収益構造は、開発受託による「制作報酬」と、販売実績に応じた「ロイヤリティ収入」、そして自社IPによる「製品販売収益」の三本柱で構成されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-27 提出)収益性
営業利益率
4.2%
≧10%が優良
ROA
5.0%
≧5%が優良
ROE
6.9%
≧10%が優良
ROIC
5.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
31.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
106.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-11.0%
≧10%が優良
3行解説
- 受託開発で培った高度な3D CG技術と、買収により獲得した強力なIP(『うたわれるもの』等)を融合させ、高付加価値なパブリッシャーへの転換を急いでいる。
- 創業社長が約46%の株式(資産管理会社含む)を保有するオーナー経営であり、中長期的なシナジー創出を目的とした事業買収など、迅速かつ大胆な資本配分が特徴。
- 特定の顧客への依存から脱却し、自社IPのグローバル展開や独自ARライブシステム「ALiS ZERO」による多角化により、収益基盤の安定化と拡大を図っている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-13 15:45 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.4億円 / 予想: 3.5億円
+8.3%
売上高
実績: 9.2億円 / 予想: 38.0億円
+10.6%
2Q
営業利益
実績: 0.5億円 / 予想: 3.5億円
+45.7%
売上高
実績: 18.0億円 / 予想: 38.0億円
+11.0%
3Q
営業利益
実績: -0.1億円 / 予想: 0.2億円
—
売上高
実績: 29.2億円 / 予想: 42.2億円
+19.9%
通期
営業利益
実績: 1.8億円 / 予想: 未開示
+108.0%
売上高
実績: 42.9億円 / 予想: 未開示
+31.7%
3行解説
- M&Aによる劇的な規模拡大: 株式会社アクアプラスの完全子会社化により、売上高は前期比31.7%増の約42.9億円と大幅な伸長を記録した。
- 本業の回復と一過性要因の混在: 受託開発の受注回復で営業利益は106.2%増(約1.8億円)と倍増したが、純利益は前期の株売却益の反動減により10.9%減となった。
- 次期への強気見通し: 2027年1月期はM&Aシナジーと自社IPの活用により、売上高23.6%増、営業利益51.8%増の大幅な増収増益を計画している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-13 | 2026年1月期 通期 | +108.0% | +2.1% | +2.4% | — | — |
| 2025-12-10 | 2026年1月期 第3四半期 | — | +3.6% | -12.9% | -8.9% | -19.9% |
| 2025-09-10 | 2026年1月期 第2四半期 | +45.7% | +2.9% | -8.0% | -7.2% | -11.9% |
| 2025-06-10 | 2026年1月期 第1四半期 | +8.3% | +6.6% | -10.1% | -9.4% | -18.5% |
| 2025-03-12 | 2025年1月期 通期 | -51.4% | -2.5% | -1.0% | -1.2% | -4.2% |
有価証券報告書
2026-04-27 有価証券報告書-第34期(2025/02/01-2026/01/31)
2025-04-25 有価証券報告書-第33期(2024/02/01-2025/01/31)