企業解説
1. 企業概要
株式会社Photosynthは、「空間DX事業」を単一セグメントとして展開する企業です。主要製品は、後付け型スマートロックを用いた法人向けクラウド型入退室管理システム「Akerun」であり、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたHESaaS(Hardware Enabled SaaS)モデルを主軸としています。
- 主要サービス:
- Akerun入退室管理システム:法人オフィス、商業施設、学校、医療機関等へ展開。
- Akerun.Mキーレス賃貸システム:美和ロック社との合弁会社「MIWA Akerun Technologies」を通じた住宅領域向けサービス。
- Migakun(ミガクン):2024年9月開始。ギグワーカーを活用した施設運営代行BPaaS。
- Akerunデジタル身分証:スマートフォンを用いたデジタルID発行・管理サービス。
- 主要顧客:現契約社数は5,600社超。中小企業から大規模オフィスビル、会員制施設(フィットネスジム等)まで多岐にわたります。
- 競合環境:物理鍵を用いる従来型錠前メーカーとの差別化を図りつつ、美和ロック等の大手メーカーとはパートナーシップ(合弁)を構築し、市場シェアNO.1(クラウド型入退室管理システム)を維持しています。
2. 要点(3行)
- 通期黒字化の達成:売上高29.6億円(前年同期比18.8%増)を記録し、連結営業利益は前年の赤字から0.76億円の黒字へと転換、中期経営計画の目標を完遂した。
- リカーリング収益の強固な基盤:事業収益の90%超をリカーリング収益(継続収入)が占め、解約率(Churn Rate)も1.16%と低水準を維持しており、収益の安定性が極めて高い。
- 新領域への投資とリスクの顕在化:BPaaS「Migakun」等の新事業を積極展開する一方で、住宅領域の子会社で1.5億円の減損損失を計上するなど、投資先での成否に明暗が分かれている。
3. 業績・収益性のトレンド
- 売上高:29.6億円(前期24.9億円から18.8%増)。新規顧客の獲得と既存顧客への追加受注(アップセル)が堅調に推移しました。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 業績・収益性のトレンド
- 🔒 事業セグメント別の明暗
- 🔒 成長戦略の具体性と進捗
- 🔒 重大なリスク
- 🔒 株主還元姿勢
- 🔒 キャッシュフローの質
- 🔒 資産の健全性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード市場ポジション
サンプル
市場内
業種内
- スタンダードプラン以上で見られます
- 🔒 収益性・効率性・成長性・回転・安全性・割安の6カテゴリ別スコア(市場内・業種内)
- 🔒 各指標の市場内・業種内ランキング(例:営業利益率 12位 / 1,100社)
- 🔒 レーダーチャートによる強み・弱みの一覧
市場ポジションはスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード業績チャート
成長性の軌跡
● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)
資本効率の解剖
ROE
デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)
還元と評価
■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向
キャッシュフローの質
■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)
財務諸表
経営指標
| 項目 | 2020年12月期 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連結経営指標等 | |||||
| 売上高 | — | 16.0億円 | 19.9億円 | 24.9億円 | 29.6億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | — | -8.7億円 | -6.0億円 | -2.2億円 | 0.9億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | — | -8.7億円 | -5.8億円 | -1.8億円 | 1.6億円 |
| 包括利益 | — | -8.8億円 | -6.2億円 | -2.4億円 | 0.0億円 |
| 純資産額 | — | 26.8億円 | 22.0億円 | 21.3億円 | 21.6億円 |
| 総資産額 | — | 43.1億円 | 34.7億円 | 36.0億円 | 34.4億円 |
| 1株当たり純資産額 | — | 171.55円/株 | 135.63円/株 | 125.44円/株 | 136.89円/株 |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | — | -62.76円/株 | -37.49円/株 | -11.3円/株 | 9.98円/株 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | — | — | — | — | 9.93円/株 |
| 自己資本比率 | — | 61.3% | 60.5% | 54.2% | 62.1% |
| 自己資本利益率 | — | — | — | — | 7.6% |
| 株価収益率 | — | — | — | — | 3406.0% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | — | -5.7億円 | -4.3億円 | 2.2億円 | 3.9億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | — | -3.7億円 | -9.5億円 | -5.8億円 | -2.1億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | — | 28.5億円 | -2.7億円 | 0.8億円 | -1.9億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | — | 35.0億円 | 18.5億円 | 15.7億円 | 15.6億円 |
| 従業員数 | — | 16700.0% | 16700.0% | 15000.0% | 14300.0% |
| 平均臨時雇用人員 | — | 1100.0% | 900.0% | 700.0% | 1000.0% |
貸借対照表
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 貸借対照表 | ||
| 資産の部 | ||
| ▶ 流動資産 | 18.8億円 | 18.7億円 |
| ▶ 固定資産 | 17.2億円 | 15.7億円 |
| 資産 | 36.0億円 | 34.4億円 |
| 負債の部 | ||
| ▶ 流動負債 | 13.5億円 | 12.1億円 |
| ▶ 固定負債 | 1.1億円 | 0.7億円 |
| 負債 | 14.7億円 | 12.8億円 |
| 純資産の部 | ||
| ▶ 株主資本 | 19.5億円 | 21.3億円 |
| ▶ 評価・換算差額等 | 0.0億円 | 0.1億円 |
| 新株予約権 | 0.0億円 | 0.0億円 |
| 非支配株主持分 | 1.8億円 | 0.3億円 |
| 純資産 | 21.3億円 | 21.6億円 |
| 負債純資産 | 36.0億円 | 34.4億円 |
損益計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 損益計算書 | ||
| 売上高 | 24.9億円 | 29.6億円 |
| 売上原価 | 4.6億円 | 6.9億円 |
| 売上総利益又は売上総損失(△) | 20.3億円 | 22.7億円 |
| 販売費及び一般管理費 | 22.5億円 | 21.9億円 |
| 営業利益又は営業損失(△) | -2.2億円 | 0.8億円 |
| ▶ 営業外収益 | 0.1億円 | 0.2億円 |
| ▶ 営業外費用 | 0.1億円 | 0.0億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | -2.2億円 | 0.9億円 |
| ▶ 特別損失 | 0.1億円 | 2.0億円 |
| 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) | -2.4億円 | -1.1億円 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 0.1億円 | 0.1億円 |
| 法人税等調整額 | — | -1.2億円 |
| 法人税等 | 0.1億円 | -1.1億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | -2.4億円 | 0.0億円 |
| 非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) | -0.7億円 | -1.6億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | -1.8億円 | 1.6億円 |
キャッシュフロー計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| キャッシュ・フロー計算書 | ||
| ▶ 営業活動によるキャッシュ・フロー | 2.2億円 | 3.9億円 |
| ▶ 投資活動によるキャッシュ・フロー | -5.8億円 | -2.1億円 |
| ▶ 財務活動によるキャッシュ・フロー | 0.8億円 | -1.9億円 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | -2.8億円 | -0.2億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 15.7億円 | 15.6億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 15.7億円 | 15.6億円 |