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株式会社アイ・ピー・エス(IPS, Inc.)は、フィリピンを主戦場とする独立系通信事業者です。主力は国際通信事業(連結売上の73.5%)で、フィリピン国内でInfiniVAN社を通じて光ファイバー網(海底・陸上)を運営し、CATV事業者や法人へ回線提供を行っています。日本国内ではコールセンター向けシステム販売や音声通信サービスを行う国内通信事業を展開。また、フィリピンでレーシックや健診センターを運営するメディカル&ヘルスケア事業も手掛けています。競合はフィリピン通信大手のPLDTやGlobe Telecomですが、CATV事業者向け卸売りで独自の地位を築いています。

市場ポジション

プライム市場 / 情報・通信業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)

収益性

営業利益率

28.9%

≧10%が優良

ROA

11.7%

≧5%が優良

ROE

14.1%

≧10%が優良

ROIC

12.1%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

8.1%

≧10%が優良

営業利益成長率

13.3%

≧10%が優良

EPS成長率

-12.4%

≧10%が優良

3行解説

  • フィリピンの国際通信事業がPDSCN(国内海底ケーブル網)の完成により大幅増収増益(売上+32.9%)を達成し、グループを牽引。
  • 一方、国内通信事業は電話網のIP化に伴うコスト増や取引見直しの影響で赤字転落し、連結利益を押し下げた。
  • 売掛金が約57億円(前期比104%増)と異常な積み上がりを見せており、営業CFが純利益を大幅に下回る「キャッシュ化の遅れ」が最大の懸念点。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 16:15 提出)

進捗

1Q
営業利益
+37.9%
売上高
-6.4%
2Q
営業利益
+0.5%
売上高
+1.4%
3Q
営業利益
+15.0%
売上高
+4.4%
通期
営業利益
+21.7%
売上高
+11.4%

3行解説

  • 2026年3月期は、主力であるフィリピン向けの国際通信事業が好調に推移し、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比64.9%増の41.9億円と大幅な増益を達成した。
  • フィリピンでのメディカル&ヘルスケア事業が、前年の赤字(8,400万円の損失)から8,000万円の利益へと黒字転換を果たし、全セグメントでの収益基盤が整った。
  • 次期(2027年3月期)は売上高18.1%増の200.8億円を計画する一方、設備投資の継続等により純利益は0.1%増の42億円と微増にとどまる見通し。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-08 2026年3月期 通期 +21.7% +1.2%
2026-02-06 2026年3月期 第3四半期 +15.0% -2.5% -2.1% +6.2% -3.3%
2025-11-07 2026年3月期 第2四半期 +0.5% -0.6% +15.4% +9.6% -3.1%
2025-08-08 2026年3月期 第1四半期 +37.9% -0.7% -5.1% +5.9% +10.4%
2025-05-09 2025年3月期 通期 +13.3% +1.8% +7.1% +5.8% -0.9%
2025-02-07 2025年3月期 第3四半期 +120.8% +1.1% -3.6% -10.2% -9.5%