バルテス・ホールディングス株式会社は、ソフトウェアの品質向上を支援する「ソフトウェアテスト事業」を中核とする専門企業グループです。
- 主要サービス: ソフトウェアテストの計画・設計・実施、品質コンサルティング(PMO/QMO)、セキュリティ診断、およびWeb/モバイルアプリ開発を手掛けております。
- 主要顧客: 製造業、ソフトウェアベンダー、エンタープライズ系(金融・官公庁・基幹システム等)と多岐にわたります。
- 競合環境: ソフトウェアテストの専門事業者は国内では限られており、高い参入障壁を築いていますが、一部の低価格なモバイルアプリテスト領域では価格競争が発生しています。現在は「生成AIを活用したテスト自動化」による差別化を急いでいます。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
8.7%
≧10%が優良
ROA
15.8%
≧5%が優良
ROE
19.4%
≧10%が優良
ROIC
12.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
12.2%
≧10%が優良
EPS成長率
15.7%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は107.95億円(前期比4.2%増)と増収を維持し、主力事業の案件管理徹底により純利益は5.89億円(同14.0%増)と二桁増益を達成。
- 「労働集約型ビジネス」から「生成AIテストツール(TestScape等)」を中心とした高収益モデルへの転換を宣言し、積極的な開発投資とM&Aを継続。
- 開発事業の不採算プロジェクトによる損失(セグメント損益△0.62億円)が足かせとなったが、19.4%の高いROEを維持し、配当および自社株買いによる株主還元にも積極的。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.0億円 / 予想: 6.5億円
—
売上高
実績: 27.5億円 / 予想: 120.0億円
+12.7%
2Q
営業利益
実績: 2.7億円 / 予想: 6.5億円
-12.7%
売上高
実績: 56.4億円 / 予想: 120.0億円
+11.0%
3Q
営業利益
実績: 5.5億円 / 予想: 6.5億円
+1.3%
売上高
実績: 87.0億円 / 予想: 120.0億円
+10.5%
通期
営業利益
実績: 9.2億円 / 予想: 未開示
-0.4%
売上高
実績: 119.4億円 / 予想: 未開示
+10.6%
3行解説
- 売上高は過去最高を更新、先行投資により微減益: 2026年3月期の売上高は前年比10.6%増の119.39億円と伸長した一方、生成AIテストツールの開発投資や本社増床コストが重なり、営業利益は同0.4%減の9.23億円に留まった。
- 次期は大幅な増収増益を計画: 2027年3月期は、AIによる生産性向上施策を盛り込んだ新中期経営計画の達成に向け、売上高141.60億円(18.6%増)、営業利益9.70億円(5.0%増)と攻めの姿勢を鮮明にしている。
- 不採算事業のV字回復と成長加速: 開発事業が前年度の赤字から9,187万円の黒字へ転換。さらにセキュリティ事業が売上高34.7%増、セグメント利益230.6%増と、主力のテスト事業以外の成長エンジンが加速している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | -0.4% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +1.3% | +0.5% | +4.2% | +11.2% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | -12.7% | +1.3% | -5.1% | -8.8% | -9.3% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | — | -0.5% | -6.3% | +1.4% | -3.7% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +12.2% | +0.3% | -7.2% | -6.7% | -7.0% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | +6.5% | -2.6% | +9.7% | -13.2% | -8.6% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第21期(2024/04/01-2025/03/31)