Link-Uグループ株式会社は、自社設計のオリジナルサーバーを用いたデータ配信プラットフォームと、AIソリューションをワンストップで提供する企業です。主力は「マンガワン(小学館)」「ゼブラック(集英社)」といった大手出版社のマンガアプリのインフラおよび運営支援です。収益モデルはレベニューシェア型のリカーリング収益(ストック型)を軸としています。競合環境としては、クラウドサーバー利用が一般的な中、自社設計サーバーによる低コスト・高速配信を強みとして差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-07 期末、2025-10-29 提出)収益性
営業利益率
6.8%
≧10%が優良
ROA
6.1%
≧5%が優良
ROE
5.7%
≧10%が優良
ROIC
5.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
31.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
4.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-5.9%
≧10%が優良
3行解説
- M&A戦略により連結売上収益は前期比31.7%増の48.35億円と大幅伸長したが、買収コストや先行投資により親会社帰属当期利益は1.47億円(同6.0%減)に留まった。
- 株式会社ビューンおよび株式会社Romanzの完全子会社化を完了し、マンガ以外のコンテンツ配信やインフルエンサーマーケティングへの領域拡大を急いでいる。
- 積極的な投資の結果、のれんが11.07億円まで拡大し、自己資本比率は45.26%(前期末51.36%)へ低下。資産効率の改善と買収先の収益化が急務となっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-07 第2四半期 、2026-03-16 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.4億円 / 予想: 6.0億円
—
売上高
実績: 10.9億円 / 予想: 60.0億円
-14.9%
2Q
営業利益
実績: 0.6億円 / 予想: 未開示
-81.5%
売上高
実績: 22.9億円 / 予想: 未開示
-12.9%
3行解説
- マーケティング事業の急減速が直撃: 主要顧客との取引縮小が響き、営業利益は前年同期比81.4%減の5,634万円と大幅な増益基調から一転、苦境に立たされている。
- 成長の軸足を「海外」と「AI」へシフト: 国内マンガ市場の停滞に対し、Crunchyroll(北米)との提携による海外展開や、AI駆動型の開発体制への移行で構造改革を急いでいる。
- 通期予想の下方修正を発表: マーケティング事業の不振を織り込み、通期計画を修正。足元は「将来の飛躍に向けた戦略的基盤構築期間」と位置づけ、先行投資を優先する構え。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-16 | 2026年7月期 第2四半期 | -81.5% | -1.7% | -24.1% | — | — |
| 2025-12-12 | 2026年7月期 第1四半期 | — | +5.1% | +5.8% | +19.2% | +8.3% |
| 2025-09-12 | 2025年7月期 通期 | +11.5% | +0.3% | -4.1% | +269.6% | +84.8% |
| 2025-06-13 | 2025年7月期 第3四半期 | -12.9% | +1.7% | -12.2% | -16.0% | -25.0% |
| 2025-03-14 | 2025年7月期 第2四半期 | +11.8% | +0.3% | -5.4% | -7.9% | -8.5% |
有価証券報告書
2025-10-29 有価証券報告書-第12期(2024/08/01-2025/07/31)