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有機合成薬品工業

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4531 スタンダード

有機合成薬品工業株式会社は、アミノ酸(グリシン等)、化成品(タイヤコード接着剤、農薬中間体)、医薬品(医薬品原料・中間体)の製造販売を主軸とするファインケミカルメーカーです。

  • 主要製品: 栄養補給等に使われるグリシン、半導体・医薬向けの特殊アミノ酸、機能性ポリマー原料など。
  • 主要顧客: 株式会社山口薬品商会(売上高の15.6%)、長瀬産業株式会社(13.7%)。上位10社で売上の65.7%を占める顧客集中型。
  • 競合環境: 食品添加物分野において海外勢との価格競争が激化しており、高付加価値製品へのシフトを進めています。

市場ポジション

スタンダード市場 / 化学

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-19 提出)

収益性

営業利益率

8.0%

≧10%が優良

ROA

4.7%

≧5%が優良

ROE

7.0%

≧10%が優良

ROIC

4.5%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

17.0%

≧10%が優良

営業利益成長率

8.1%

≧10%が優良

EPS成長率

16.4%

≧10%が優良

3行解説

  • 売上高は151.3億円(前年比17.0%増)と6期連続で過去最高を更新し、中期経営計画の最終年度目標(150億円)を1年前倒しで達成。
  • 成長投資を加速させており、設備投資額32.0億円(主にグリシン増産)によりフリーキャッシュフローは赤字だが、営業CFは純利益を大きく上回り質が高い。
  • 配当を9円(前年8円)へ増配し、次期も10円への増配を予定。2.8億円の自社株買い実施など、還元姿勢も強化されている。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-01-30 15:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
-55.8%
売上高
+22.4%
2Q
営業利益
-45.9%
売上高
+8.7%
3Q
営業利益
-41.6%
売上高
+1.6%

3行解説

  • 利益の急減: 売上高は1.6%増の110億円と微増ながら、新工場の償却負担やコスト増により営業利益は3.6億円(前年同期比41.5%減)と大幅な減益。
  • 主力事業の変調: 成長を牽引してきた「化成品(電子材料向け)」において、2026年に入り競合他社の新規参入による市場環境の急速な悪化(価格下落・シェア低下)が発生。
  • 業績予想の修正: Q3時点で通期利益予想の上限付近に到達しているものの、Q4の収益性悪化を見込み通期予想を修正。成長シナリオに不透明感が強まっている。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-01-30 2026年3月期 第3四半期 -41.6% -15.3% -10.9% -2.7% -13.1%
2025-10-31 2026年3月期 第2四半期 -45.9% -3.7% -2.4% +2.3% +6.8%
2025-07-31 2026年3月期 第1四半期 -55.8% -2.3% -2.3% -1.2% -1.3%
2025-05-15 2025年3月期 通期 +8.1% -1.5% +0.1% +3.8% +0.6%
2025-01-31 2025年3月期 第3四半期 +27.9% +0.9% +2.4% +5.3% +5.9%