短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な減収減益での着地: 第1四半期(1Q)は、前年同期の海外出荷増の反動減や国内の薬価改定が響き、営業利益は前年同期比61.4%減と厳しい滑り出しとなった。
- 為替影響の暗転: 前年同期に計上した約13億円の為替差益が今期は為替差損に転じたことで、経常利益ベースではさらに落ち込み(69.6%減)が拡大している。
- 通期計画は据え置き: 1Qの進捗は低調だが、2Q以降の出荷正常化や主力「ヘパリーゼ群」の伸長を見込み、期初予想と配当計画を維持した。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 194.89億円(前年同期比 9.2%減)
- 営業利益: 15.20億円(同 61.4%減)
- 経常利益: 16.62億円(同 69.6%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 10.90億円(同 74.1%減)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化: 通期予想(営業利益120億円)に対する進捗率は**12.7%**にとどまります。前年同期の進捗率が約32.3%(実績39.39億円/通期実績121.92億円)であったことと比較すると、利益面での勢いは大幅に鈍化しています。ただし、これは前年度4Q(1-3月)の海外駆け込み出荷に伴う在庫調整の反動という一時的要因が主因です。
3. セグメント別のモメンタム
- 医療用医薬品事業(減速): 売上高 126.66億円(前年同期比 13.5%減)。国内では薬価改定や長期収載品への選定療養制度導入が逆風。海外(イギリス、フランス等)は堅調なものの、一部地域での前年度末の出荷増に伴う反動減が強く出ました。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 194.9億円 | -9.2% | 214.6億円 |
| 営業利益 | 15.2億円 | -61.4% | 39.4億円 |
| 経常利益 | 16.6億円 | -69.6% | 54.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 10.9億円 | -74.1% | 42.1億円 |
| 包括利益 | -11.2億円 | — | 33.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 24.75円 | — | 95.57円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1512.2億円 | 1591.7億円 |
| 純資産 | 876.2億円 | 898.0億円 |
| 自己資本比率 | 57.8% | 56.3% |
| 自己資本 | 874.4億円 | 895.4億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 900.0億円 | +3.1% |
| 営業利益 | 120.0億円 | -1.6% |
| 経常利益 | 120.0億円 | -6.5% |
| 当期純利益 | 95.0億円 | -4.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 215.52円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 23円 | 24円 予想 |
| 期末 | 24円 | 24円 予想 |
| 年間合計 | 47円 | 48円 予想 |