ゼリア新薬工業株式会社は、消化器系領域を重点とする医療用医薬品事業と、一般用医薬品(OTC)や健康食品を扱うコンシューマーヘルスケア事業の「車の両輪」経営を特徴とする製薬会社です。
- 事業内容: 医療用医薬品(特に炎症性腸疾患治療剤など)の製造・販売、および「ヘパリーゼ」「コンドロイチン」などの健康関連製品の展開。
- 主要製品: 医療用では「アサコール」「ディフィクリア(国内名:ダフクリア)」、コンシューマー向けでは「ヘパリーゼ群」が主力。
- 競合環境: 医療用では武田薬品工業等の国内大手や外資系製薬、コンシューマー向けでは大正製薬やロート製薬等と競合。欧州ではスイス子会社Tillotts Pharma AGを軸に独自の地位を築いています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
14.0%
≧10%が優良
ROA
7.9%
≧5%が優良
ROE
11.7%
≧10%が優良
ROIC
7.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
15.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
26.8%
≧10%が優良
EPS成長率
28.5%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前年比15.3%増の873億円、純利益は28.5%増の99億円と大幅な増収増益を達成し、中期経営計画の目標(900億円)到達に向け順調に進捗。
- 欧州市場における「ディフィクリア」の売上急拡大が牽引し、海外売上高比率は56.9%まで上昇、グローバル展開が収益の柱として完全に定着した。
- 営業CF(129億円)が純利益を上回る質の高い収益構造を維持しており、自己資本比率も56.3%へ向上するなど財務基盤の強化も進んでいる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-05 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 15.2億円 / 予想: 120.0億円
-61.4%
売上高
実績: 194.9億円 / 予想: 900.0億円
-9.2%
2Q
営業利益
実績: 36.4億円 / 予想: 120.0億円
-43.6%
売上高
実績: 399.6億円 / 予想: 900.0億円
-5.8%
3Q
営業利益
実績: 85.7億円 / 予想: 120.0億円
-16.4%
売上高
実績: 640.8億円 / 予想: 900.0億円
-1.1%
3行解説
- 為替差損への転落が利益を圧迫: 前期の利益を押し上げた為替差益が今期は約13億円の「差損」に転じ、経常利益は前年同期比31.7%減と大幅な減益着地となった。
- 主力品の明暗: 「ヘパリーゼ群」は広告投資により前年同期比6.5%増と好調を維持する一方、「コンドロイチン群」や「ウィズワン群」は競合品の影響で減収となり、コンシューマー事業全体では勢いが鈍化。
- 在庫積み増しと財務負担: 商品・製品等の棚卸資産が前年度末比で約45億円増加し、これに伴う運転資金確保のため短期借入金が22億円増加するなど、キャッシュフロー面に重さが残る。
書類一覧
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短信
2026-02-05 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-05 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-05 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-26 2025-03 期末 有価証券報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-08 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-05 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)