短信要約
1. 要点(3行)
- 主力の医薬品事業において「正露丸」の供給不足が解消せず、営業利益は前年同期比90.3%減の4,600万円と大幅な減益に着地した。
- 本業の苦戦を投資有価証券売却益(3.47億円)などの特別利益で補い、中間純利益(2.79億円)を確保した「資産切り崩し」の決算内容である。
- 国内外での供給体制の再編と有利子負債の圧縮を急いでおり、成長投資よりも財務基盤の立て直しと事業の選択と集中が優先されている。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 24.12億円(前年同期比 15.7%減)
- 営業利益: 4,600万円(同 90.3%減)
- 経常利益: 2,000万円(同 96.1%減)
- 中間純利益: 2.79億円(同 63.4%減)
通期計画に対する進捗率と勢い: 通期計画(売上高63億円、営業利益2.15億円)に対し、売上高進捗率は38.3%、営業利益は21.4%に留まります。前年同期の売上進捗(前年実績比)が45%程度であったことと比較しても勢いは大幅に減速しています。純利益の進捗率のみ93.0%と極めて高いですが、これは一過性の売却益によるもので、本業の収益性は計画を下回るペースで推移しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 医薬品事業(減速): 売上高22.06億円(16.9%減)、セグメント利益6.01億円(44.6%減)。国内向けは7.5%減、海外向けは供給不足の影響を強く受け37.9%減と大きく落ち込みました。正露丸の製造設備更新に伴う供給課題が継続しており、需要を取りこぼしている状況です。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 24.1億円 | -15.7% | 28.6億円 |
| 営業利益 | 46,000,000円 | -90.3% | 4.8億円 |
| 経常利益 | 20,000,000円 | -96.1% | 5.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2.8億円 | -63.4% | 7.6億円 |
| 包括利益 | -32,000,000円 | — | 12.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 5.57円 | — | 15.24円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 116.8億円 | 129.1億円 |
| 純資産 | 79.5億円 | 79.6億円 |
| 自己資本比率 | 68.1% | 61.7% |
| 自己資本 | 79.5億円 | 79.6億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 63.0億円 | +0.1% |
| 営業利益 | 2.1億円 | -65.9% |
| 経常利益 | 2.0億円 | -70.9% |
| 当期純利益 | 3.0億円 | -66.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 5.98円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | — |
| 年間合計 | 0円 | — |