短信要約
1. 要点(3行)
- 主力の供給不足が継続: 「正露丸」の供給課題が解消せず、特に海外向け売上高が前年同期比28.0%減と急落したことが全体の足を引っ張った。
- 営業利益の急減と一過性利益による補填: 営業利益は前年同期比55.3%減の3.24億円と大幅減益だが、投資有価証券売却益等の特別利益計上により、四半期純利益の減少幅は6.3%減に留まった。
- 第4四半期の赤字見通し: Q3時点で通期営業利益予想(3億円)を上回っているが、これは第4四半期での営業赤字を見込んだ非常に保守的、あるいは厳しい着地を想定した修正計画となっている。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期第3四半期の累計実績は以下の通りです。
- 売上高: 42.29億円(前年同期比7.6%減)
- 営業利益: 3.24億円(同55.3%減)
- 経常利益: 3.25億円(同53.9%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 6.69億円(同6.3%減)
通期計画(修正後)に対する進捗率:
- 売上高:67.1%(前年同期の通期実績が非開示のため勢いの比較は困難だが、通期目標63億円に対しややスローペース)
- 営業利益:108.0%(通期予想3億円に対し既に超過)
- 純利益:115.3%(通期予想5.8億円に対し超過) ※Q3時点で利益が通期予想を超過していることは、本日発表された通期予想の修正において、第4四半期(10-12月)に広告宣伝費の投入や需要の端境期による営業損失を見込んでいることを示唆しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 医薬品事業(減速): 売上高38.35億円(前年同期比8.5%減)、セグメント利益10.94億円(同30.2%減)。国内は2.9%増と堅調ですが、海外(11.16億円、28.0%減)が壊滅的です。「正露丸」の供給体制構築の遅れが機会損失を招いています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 42.3億円 | -7.6% | 45.8億円 |
| 営業利益 | 3.2億円 | -55.3% | 7.3億円 |
| 経常利益 | 3.3億円 | -53.9% | 7.0億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 6.7億円 | -6.3% | 7.1億円 |
| 包括利益 | 2.5億円 | -79.5% | 12.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 13.33円 | — | 14.24円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 118.8億円 | 129.1億円 |
| 純資産 | 82.4億円 | 79.6億円 |
| 自己資本比率 | 69.3% | 61.7% |
| 自己資本 | 82.4億円 | 79.6億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 63.0億円 | +0.1% |
| 営業利益 | 3.0億円 | -52.4% |
| 経常利益 | 3.0億円 | -56.4% |
| 当期純利益 | 5.8億円 | -35.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 11.54円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | — |
| 年間合計 | 0円 | — |