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藤倉化成 四半期進捗

決算短信(2025-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 利益面で大幅増益を達成: 親会社株主に帰属する四半期純利益は11.57億円(前年同期比61.2%増)と急拡大し、通期計画に対する進捗率は96%超に到達した。
  • セグメント間の明暗: 電子材料や化成品事業が牽引する一方、主力のコーティング事業は自動車向け販売低迷で26.7%の営業減益と苦戦している。
  • 株主還元の強化: 通期配当を前期の16円から18円へ増配予定とし、さらに第3四半期中に約5億円(93万株)の自己株式取得を実施するなど、資本効率向上への姿勢が鮮明。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期 第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。

  • 売上高: 426.56億円(前年同期比6.9%増、通期計画進捗率:74.8%)
  • 営業利益: 11.32億円(同15.7%増、同進捗率:59.6%)
  • 経常利益: 18.29億円(同37.7%増、同進捗率:91.5%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 11.57億円(同61.2%増、同進捗率:96.4%)

【分析】 売上高の進捗は概ね計画通り(75%目安)ですが、営業利益の進捗率が59.6%に留まる一方、経常利益以降の進捗が90%を超えています。これは営業外収益において為替差益2.75億円(前年同期は差損0.79億円)を計上したことや、投資有価証券売却益などの影響が大きく、本業の収益力(営業利益)には通期計画達成に向けてやや物足りなさが残ります。

3. セグメント別のモメンタム

  • 化成品(勢い:強): 売上高34.86億円(9.7%増)、営業利益1.47億円(1,881.7%増)。トナー関連や粘・接着剤関連が全方位で好調。

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進捗詳細

今期累計実績

2024-04 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2023-12
売上高 426.6億円 +6.9% 399.2億円
営業利益 11.3億円 +15.7% 9.8億円
経常利益 18.3億円 +37.7% 13.3億円
当期純利益(親会社帰属) 11.6億円 +61.2% 7.2億円
包括利益 25.7億円 -16.4% 30.8億円
1株当たり当期純利益 38.29円 23.29円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2024-03末
総資産 593.8億円 576.1億円
純資産 429.5億円 415.8億円
自己資本比率 68.4% 68.1%
自己資本 406.3億円 392.6億円

通期予想

2024-04 〜 2025-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 570.0億円 +8.3%
営業利益 19.0億円 +46.3%
経常利益 20.0億円 +8.3%
当期純利益 12.0億円 +11.6%
1株当たり当期純利益 39.7円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 8円 9円
期末 8円 9円 予想
年間合計 16円 18円 予想