短信要約
1. 要点(3行)
- 主力のEV関連・液晶材料が振るわず下方修正: EV市場の成長鈍化や国内液晶パネルメーカーの撤退が響き、第2四半期(累計)は営業利益が前年同期比11.2%減の93億円と苦戦、通期予想も下方修正された。
- セグメント間の明暗が鮮明: スマートフォン向け機能性フィルムやインド市場の粘着剤が堅調な「ポリマー・塗加工」が下支えする一方、「色材・機能性材」の利益が6割以上減少するなど、成長エンジンの失速が目立つ。
- 円高・外貨安の進行が利益を圧迫: 前年同期に比べ為替が円高方向に推移したことが、海外売上比率の高い同社にとって売上・利益両面での目減り要因(ネガティブ要因)となった。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期第2四半期の連結実績は、売上高1,687億円(前年同期比2.0%減)、営業利益93.7億円(同11.2%減)、経常利益86.3億円(同30.2%減)となりました。 修正後の通期計画(営業利益190億円)に対する**進捗率は49.3%**です。前年同期の進捗率(通期実績204億円に対し約51.7%)と比較すると、勢いはやや衰えています。特に、親会社株主に帰属する中間純利益は54.7億円(同41.5%減)と、一過性の損失(固定資産除売却損など3.1億円)も重なり、大幅な減益着地となりました。
3. セグメント別のモメンタム
- 【勢い】ポリマー・塗加工関連事業: 売上高438億円(前年同期比2.8%増)、営業利益36.6億円(同5.3%増)。スマホ新モデル向けの導電性接着シートや、インド市場での粘着剤拡販が寄与し、唯一の増収増益と健闘しています。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1687.3億円 | -2.0% | 1722.6億円 |
| 営業利益 | 93.7億円 | -11.2% | 105.5億円 |
| 経常利益 | 86.3億円 | -30.2% | 123.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 54.7億円 | -41.5% | 93.6億円 |
| 包括利益 | -45.6億円 | — | 279.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 109.43円 | — | 176.44円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 109.4円 | — | 176.37円 |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 4449.7億円 | 4727.9億円 |
| 純資産 | 2624.7億円 | 2737.5億円 |
| 自己資本比率 | 56.6% | 55.4% |
| 自己資本 | 2516.8億円 | 2621.1億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3550.0億円 | +1.1% |
| 営業利益 | 190.0億円 | -6.9% |
| 経常利益 | 180.0億円 | -14.3% |
| 当期純利益 | 155.0億円 | -16.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 311.83円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 50円 | 50円 |
| 期末 | 50円 | 50円 予想 |
| 年間合計 | 100円 | 100円 予想 |