フジ・メディア・ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • フジテレビの不祥事による業績急悪化: 子会社の人権・コンプライアンス問題を受け、1月以降の地上波広告収入が激減。通期で201億円の最終赤字に転落した。
  • セグメント間の明暗が鮮明: メディア事業が営業赤字に転落する一方、都市開発・観光事業はインバウンド需要や「神戸須磨シーワールド」の貢献で過去最高水準の利益を計上。
  • 来期営業益86%減の衝撃予想: 広告不況の継続を見込み、2026年3月期の連結営業利益をわずか25億円と予想。資産売却益(183億円)で最終利益を確保する「資産切り売り」の様相。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 5,507億円(前年同期比 2.8%減)
  • 営業利益: 182億円(同 45.4%減)
  • 経常利益: 251億円(同 35.7%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純損益: △201億円(前年は370億円の黒字)

進捗と勢いの変化: 本決算のため進捗率は100%ですが、第3四半期までは地上波広告が前年を上回るなど堅調でした。しかし、不祥事発覚後の第4四半期に「スポットセールスが前年同期比18.2%減」となるなど、期末にかけて急ブレーキがかかりました。特筆すべきは固定資産の減損損失(280億円)と繰延税金資産の取り崩しによる巨額の最終赤字です。

3. セグメント別のモメンタム

  • メディア・コンテンツ事業【減速・赤字転落】:

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 5507.6億円 -2.8% 5664.4億円
営業利益 182.9億円 -45.4% 335.2億円
経常利益 251.8億円 -35.7% 391.7億円
当期純利益(親会社帰属) -201.3億円 370.8億円
包括利益 -138.4億円 427.4億円
1株当たり当期純利益 -95.74円 169.27円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 14403.0億円 14488.3億円
純資産 8300.2億円 8696.3億円
自己資本比率 56.8% 59.2%
自己資本 8181.7億円 8579.2億円
1株当たり純資産 3,943.8円 3,972.81円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -2.4% 4.4%
ROA(総資産経常利益率) 1.7% 2.8%
売上高営業利益率 3.3% 5.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 584.5億円 478.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -374.9億円 -1065.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 24.6億円 252.4億円
期末現金及び現金同等物残高 1231.1億円 989.8億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 5610.0億円 +1.9%
営業利益 25.0億円 -86.3%
経常利益 71.0億円 -71.8%
当期純利益 100.0億円
1株当たり当期純利益 48.2円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 24円 25円
期末 24円 25円
配当性向:当期 — / 前期 28.4% 純資産配当率:当期 1.3% / 前期 1.2%