日本ラッド株式会社(Nippon RAD Inc.)は、独立系のシステムインテグレーターです。ハードウェアとソフトウェアの両面に強みを持ち、産業用・医療用IoTソリューション、基幹システム開発(ERP/BI)、組み込みソフト開発を展開しています。台湾の産業用PC大手Advantech(アドバンテック)社と資本業務提携しており、同社製品を活用したインダストリアルIoT(IIoT)分野に強みがあります。
- 主要製品・サービス: 自社プラットフォーム「Dereva」、医療機関向け外来受付システム、車載・船舶向けセキュリティ、BIツール「Tagetik」等。
- 主要顧客: 第一環境株式会社(売上比率19.5%)、官公庁、医療機関、製造業。
- 競合環境: DX推進やIoT需要を背景に、独立系SIerや大手メーカー系SIerと競合。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
7.3%
≧10%が優良
ROA
6.9%
≧5%が優良
ROE
13.2%
≧10%が優良
ROIC
9.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
19.4%
≧10%が優良
EPS成長率
25.5%
≧10%が優良
3行解説
- 業績好調: 売上高43.56億円(前年比9.3%増)、純利益4.17億円(同27.2%増)と過去最高の収益水準。
- 戦略転換: 「人(派遣/受託)」で稼ぐモデルから、自社プラットフォーム「Dereva」等の「アセット(製品)」で稼ぐ高収益構造への移行を加速。
- 健全性と課題: 自己資本比率68.6%と高い財務健全性を誇る一方、期末の売上債権急増により営業CFが純利益を下回る。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.2億円 / 予想: 1.6億円
-56.6%
売上高
実績: 9.5億円 / 予想: 40.5億円
+0.8%
2Q
営業利益
実績: 0.5億円 / 予想: 1.4億円
—
売上高
実績: 19.9億円 / 予想: 41.4億円
—
3Q
営業利益
実績: 1.1億円 / 予想: 1.4億円
—
売上高
実績: 30.2億円 / 予想: 41.4億円
—
通期
営業利益
実績: 1.7億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 41.3億円 / 予想: 未開示
—
3行解説
- 2026年3月期より連結決算へ移行し、売上高41.31億円、親会社株主に帰属する当期純利益1.64億円を計上した。
- 2025年7月に株式会社One's Houseを子会社化し、連結初年度として6カ月分の業績が寄与した。
- 個別業績では前年比で大幅な減益となったが、連結ベースでは新子会社の貢献やIoT分野の伸長が業績を下支えした。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年3月期 通期 | — | — | — | — | — |
| 2026-02-02 | 2026年3月期 第3四半期 | — | +4.3% | -6.9% | -6.5% | -11.8% |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | — | -0.6% | -0.9% | -7.4% | -14.1% |
| 2025-08-04 | 2026年3月期 第1四半期 | -56.6% | +1.0% | -13.3% | -12.9% | -14.8% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | +19.5% | +0.5% | +0.6% | +12.9% | +1.0% |
| 2025-02-03 | 2025年3月期 第3四半期 | -13.0% | +1.4% | +17.7% | +1.6% | -7.3% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第54期(2024/04/01-2025/03/31)