さくらケーシーエス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 利益面のサプライズ: 売上高は前期比1.0%減の225.37億円と微減ながら、営業利益は22.2%増、純利益は27.9%増の11.45億円となり、上場来最高益を更新する高収益体質への転換を見せた。
  • 公共セグメントの躍進: 自治体情報システムの標準化案件が追い風となり、公共関連部門のセグメント利益が前期比41.8%増と爆発的な伸びを記録し、全体の利益成長を牽引した。
  • 積極的な株主還元と投資: 前期比8円増配の32円で着地し、次期も34円への増配を予定。同時に人的資本(ベースアップ)や新データセンター開設など、成長への先行投資を加速させている。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は、売上高225.37億円(前期比1.0%減)、営業利益13.77億円(同22.2%増)、経常利益14.93億円(同23.7%増)、当期純利益11.45億円(同27.9%増)となった。

  • 着地状況: 売上高は産業関連の反動減で足踏みしたが、利益面では高収益案件の獲得と不採算案件の抑制が奏功し、期初予想を上回るペースで着地した。
  • 勢いの変化: 前年同期(2024年3月期)の営業増益率13.5%に対し、今期は22.2%と利益成長の勢いが加速している。通期計画(2026年3月期予想)に対する進捗については、売上高229億円に対し、着実な受注残(39.05億円、前期比19.8%増)を背景に、極めて順調なスタートを切る見通し。

3. セグメント別のモメンタム

  • 公共関連部門(強気): 売上高68.98億円(8.4%増)、利益11.42億円(41.8%増)。自治体システムの標準化対応という国策的な特需を確実に捉えており、現在最も勢いがある。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 225.4億円 -1.0% 227.7億円
営業利益 13.8億円 +22.2% 11.3億円
経常利益 14.9億円 +23.7% 12.1億円
当期純利益(親会社帰属) 11.4億円 +27.9% 8.9億円
包括利益 9.9億円 -37.1% 15.7億円
1株当たり当期純利益 102.26円 79.92円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 255.6億円 242.4億円
純資産 198.7億円 191.8億円
自己資本比率 77.7% 79.1%
自己資本 198.7億円 191.8億円
1株当たり純資産 1,773.88円 1,712.67円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 5.9% 4.8%
ROA(総資産経常利益率) 6.0% 5.1%
売上高営業利益率 6.1% 5.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 3.6億円 29.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -64.2億円 -5.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -5.9億円 -5.2億円
期末現金及び現金同等物残高 37.0億円 103.5億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 229.0億円 +1.6%
営業利益 14.0億円 +1.6%
経常利益 15.5億円 +3.8%
当期純利益 10.7億円 -6.6%
1株当たり当期純利益 95.54円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 9円 12円
期末 15円 20円
配当性向:当期 31.3% / 前期 30.0% 純資産配当率:当期 1.8% / 前期 1.5%