株式会社トライアイズは、建設コンサルタント事業、ファッションブランド事業、不動産投資事業を柱とする純粋持株会社です。主要な子会社として、ダム等の水関連インフラの執行支援を行う㈱クレアリアを擁しています。2025年10月に長年の足かせとなっていた「濱野皮革工藝㈱」の全株式を売却し、現在は「CLATHAS」ブランドのライセンス管理と国内不動産の買取再販を成長の軸に据えています。競合環境としては、建設コンサル分野では技術者不足、不動産分野では都市部の価格高騰と金利動向に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-25 提出)収益性
営業利益率
-14.4%
≧10%が優良
ROA
-3.9%
≧5%が優良
ROE
-8.8%
≧10%が優良
ROIC
-3.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
48.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-9365.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-317.2%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は14.24億円(前期比48.1%増)と大幅増収ながら、沖縄開発プロジェクトの遅延に伴う棚卸資産評価損等の計上で、2.04億円の営業赤字に転落した。
- 不採算だった濱野皮革工藝の売却によりファッション事業は黒字化したものの、沖縄プロジェクトに係る長期未収入金に対し6.74億円の貸倒引当金を計上し、最終赤字4.23億円となった。
- 自己資本比率は86.4%と極めて高い水準を維持しているが、営業CFは8.49億円の赤字であり、本業の現金創出力には大きな懸念が残る。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.6億円 / 予想: -0.2億円
+9.9%
売上高
実績: 1.7億円 / 予想: 14.2億円
+148.6%
3行解説
- 売上高は不動産買取再販の寄与で前年同期比148.0%増と大幅に伸長したが、本業の収益性は低く6,448万円の営業損失を計上。
- ファッションブランド「CLATHAS」の商標権を1.5億円で譲渡することを決定し、第2四半期に1.45億円の特別利益を計上する見通し。
- 新株予約権の行使により自己資本比率は88.0%と高い水準にあるが、断続的な営業損失により「継続企業の前提に関する重要事象」が引き続き記載されている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年12月期 第1四半期 | +9.9% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2025年12月期 通期 | — | +1.4% | +1.9% | +3.6% | — |
| 2025-11-13 | 2025年12月期 第3四半期 | — | -0.3% | -0.4% | -2.1% | -6.3% |
| 2025-08-13 | 2025年12月期 第2四半期 | — | +0.2% | +0.4% | -2.6% | +18.7% |
| 2025-05-14 | 2025年12月期 第1四半期 | -222.7% | +2.8% | -2.3% | +5.0% | +5.4% |
| 2025-02-14 | 2024年12月期 通期 | — | +0.2% | -11.5% | -3.1% | -2.3% |
有価証券報告書
2026-03-25 有価証券報告書-第31期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-31 有価証券報告書-第30期(2024/01/01-2024/12/31)