あすか製薬ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 実態は堅調な増益基調: 親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比36.5%減の40.98億円だが、これは前年の投資有価証券売却益(特別利益)の反落によるもので、本業の営業利益ベースでは計画を上回るペースで推移している。
  • 主力製品の伸長と海外戦略の加速: 子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「レルミナ」や月経困難症治療剤「ドロエチ」が好調を維持。さらにベトナムの製薬大手Hataphar社を連結子会社化することを発表し、東南アジアでの事業基盤を大幅に強化。
  • 通期計画への高い進捗率: 利益各段階での進捗率が80%を超えており、通期業績予想(営業利益67億円)の達成、あるいは上振れ着地が強く意識される内容となっている。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。

  • 売上高: 499.26億円(前年同期比 +2.3%、通期計画に対する進捗率 79.2%
  • 営業利益: 54.95億円(同 △0.6%、進捗率 82.0%
  • 経常利益: 54.46億円(同 △3.3%、進捗率 81.3%
  • 四半期純利益: 40.98億円(同 △36.5%、進捗率 82.0%

分析: 前年同期の営業利益進捗率(約85%)と比較すると、今期は研究開発費の増加(46.75億円)等により勢いがやや抑えられているように見えますが、進捗率80%超は一般的に「順調」とされる75%を上回っており、通期計画達成に向けた足取りは極めて確実です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 医薬品事業(勢い:維持): セグメント売上高 440.55億円(+1.0%)。薬価改定の影響を受けつつも、「レルミナ」(83.31億円、+5.8%)や「ドロエチ」(56.73億円、+23.2%)が成長を牽引。「リュープロレリン」は10.7%減と減速が見られます。

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進捗詳細

今期累計実績

2024-04 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2023-12
売上高 499.3億円 +2.3% 488.2億円
営業利益 55.0億円 -0.6% 55.3億円
経常利益 54.5億円 -3.3% 56.3億円
当期純利益(親会社帰属) 41.0億円 -36.5% 64.6億円
包括利益 44.5億円 +32.4% 65.9億円
1株当たり当期純利益 144.59円 228.13円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2024-03末
総資産 914.9億円 907.5億円
純資産 651.9億円 619.3億円
自己資本比率 71.3% 68.2%
自己資本 651.9億円 619.3億円

通期予想

2024-04 〜 2025-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 630.0億円 +0.2%
営業利益 67.0億円 +3.1%
経常利益 67.0億円 +2.7%
当期純利益 50.0億円 -33.7%
1株当たり当期純利益 176.5円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 20円 25円
期末 20円 25円 予想
年間合計 40円 50円 予想